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うつ病になってから長期の慢性微熱(37.0~37.5℃)がある話

うつ病10年選手カナです。

私は、11年程度に渡って慢性微熱(37.0~37.5℃ 正午~夕方に特に体温高めでだるい)の症状があります。

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体温記録には、無料iphneアプリ「熱はかった?」を利用させていただいています。

うつ病になる前の健康体だった頃の平熱は36℃前半~後半の範囲内で、風邪・インフル引いている時以外は37℃台以上の体温になることはほとんど無かったのですが、うつ病で睡眠障害が発生した頃から、慢性微熱も同時発生しているため、私はこの発熱をうつ病の症状の一つとして考え、長年精神科で抗うつ薬と睡眠導入剤、たまに抗不安薬の薬物治療は行っているものの、正直言って、効果は芳しくないです。

精神科で慢性微熱を訴えると、抗不安薬が処方されるんですけど、セディール、レキシタン、ワイパックスなどを試してみましたが、残念ながら微熱を下げる効果はほとんど感じられませんでした。
(ワイパックスは日中異常に眠くなりすぎて、ビックリして微熱が下がってるか確認する前に辞めてしまったような覚えがあります。)

精神科の主治医は、
「うつ病で微熱訴えてくる人はあまりいない。うつの教科書的には微熱って書いてあるけど」
(同じような趣旨の内容を以前に掛かっていた精神科の主治医にも言われた)
 
「リラックスして」
(どうやってリラックスしていいのかわからんから相談してるんじゃい!)

「体温高いのはそんなに悪いことじゃない(免疫的な意味で)」

「新コロなんじゃないの」
(10年前からだって言ってんだろ!)

「更年期障害なんじゃないの?」
(確かにその可能性も無くもないですけど…私の微熱33才の時からなんですが…更年期?)

とか言われるばかりで、正直慢性微熱発生から11年経過しても解決の糸口がみつからなくて困っています。
あと抗不安薬は、基本ベンゾジアゼピン系のお薬が多くて、依存性・離脱症状があるという記事や口コミをみかけることがあるので、あんまり積極的に飲みたくないんですよね、既に睡眠導入剤がベンゾジアゼピン系ですし、あんまり増やしたくない。

慢性微熱があると、とても疲れやすく、健康な人と同様のペースで活動を行うのは困難で、仕事はもちろんのこと(大昔に既に辞めました)、家事もあんまりできていないですし、正午~夕方の微熱MAXゴールデンタイムは怠くてほとんど横になって休んでいる(でも自力で寝れない)のと、特に夏場は首と頭にアイスノンが手放せない&夏場に外出していてると激しく消耗する、いう状態なので、微熱を下げることができればもう少し活動できるのにという歯がゆい感がずっとあります。

余談ですが、保冷剤を首後ろに固定バンドで固定した状態にすると、首冷やした状態で動き回ることができるので、家事やんないといけない時などに便利です。10x20cm程度の、比較的大きめの保冷剤も入ります。


長期微熱の発生する可能性のある病気を一つ一つ潰すべく、リウマチの検査をしてみたり、甲状腺の検査してみたり、内科に相談してみたり、一年に一回半日人間ドックしてガン全般の検査をザッとしてみたりしてるんですけど、内科系の病院・検査は、基本的に血液検査に問題なければ、「異常無し、様子みてください~」って言って返されるのがいつもの定型パターンでした。あと体内のどこかで炎症がある系の症状ではないみたいです。(どっかに体内炎症がある場合は血液検査のCRP値でわかるようです。)

あと、イブプロフェンなどの市販の解熱鎮痛剤を飲んでも、ほとんど熱が下がらないのと、ストレスが掛かるような場面で、目に見えて体温が上がってしまう(37.5~38.0℃)ことがあります。具体的にストレスを説明すると、家族と口論したり、在宅ワーク(体調マシな時だけやってる)でお客さんからクレームが来たりなどした時などです。

西洋医学的に異常は無いみたいですし、消去法で自立神経失調症的な発熱、心因性発熱(機能性高体温症)らしきものであることはなんとなく分かっているのですが、肝心の微熱の下げ方が全然分からないです。特に最近新コロで多くの医療機関で検温してたり、37.5℃以上の発熱の患者さんを受け入れていない医療機関が多いので、病院に長期微熱のことを相談しずらくなってしまいました。

あと、長期微熱の症状がある病気として、ネットでググると「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)」という病気(病態)があり、症状的にうつ病と一部症状がかぶっている(倦怠感・不眠・作業後の疲労感・脳の働きが悪くなるなど)のと、うつ病と併発する場合もあるようなので、もしかしたら、私、慢性疲労症候群なのかも、という視点も持って微熱のことを考えた方がいいかもと最近感じ始めました。慢性疲労症候群に関しては私はまだ未診断です。

基本的にこの慢性疲労症候群には、まだ明確な治療法が無い、患者さんの予後も基本あまり良く無い、専門医も少ない、(でも、検査でも識別不能と思われていたのが、血液検査で最近判別できるかもというのが最近分かったらしい)という病気(病態)なのですが、ネットによると、漢方や、一部の耳鼻咽喉科で行っている上咽頭を治療するBスポット療法(EAT療法)で症状が改善する人も中にはいるようです。最近、精神科の投薬治療も行き詰まり感を感じていましたし、この機会に、漢方とBスポット療法を試してみることにしました。その話はまた別記事で記載したいと思います。

あと、そのうち一応婦人科の更年期外来にも行ってみようかなと考えています。違うような気がするけど、可能性のあるものを一つ一つつぶしていく作業も必要だと思うので。

それから最近知ったのですが、「国立国際医療研究センター(東京都新宿区)」で不明熱の患者さんの診療を行っているお医者様(國松淳和先生)がいるようです。科は総合内科でいいんだろうか、よくわかりません。今現在、新コロブレイク中なので、不明熱の患者さんの新規受け入れを行っているのかどうか不明なので、問い合わせが必要だと思います。あと大病院なので紹介状必要or5,000円程度の初診料が取られると思います。ご興味有る方は病院へ直接お問い合わせしてみてください。

下の書籍軍群は、基本的にお医者さんが読むための難しめな医学書的な本なのと、結構お値段お高いのと、一般の微熱・不明熱患者さんにオススメかというと、そうでも無いですのですが、一応こういう本もあるよという紹介です。

図書館にもあまり蔵書が無くて、(そもそも一般人が読むような本でもないし)私は一番下の青い表紙の本しか読んだこと無いんですけど、原因不明の発熱がある方は、発熱の要因を一つ一つ潰していく作業の一助になるかもしれません。


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