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ぶりかえしまた胸の焦げつく/令和6年2月29日の短歌

  • 眠らせて恋ひも病ひもあの頃も枕頭に立つその眼ざしも

  • あの恋の破れ去るかと思しきもぶりかえしまた胸の焦げつく

  • いたずらに来すぐ思いのゆく裔に君を立たしてわたる花々

  • この自分を愛で伸ばして良いものかふと思ひまたひとつ日没す

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