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適応障害での休職中あるある7つ言いたい【哀願】

こんにちは。繊細リーマンゆうたろうです。

このnoteは適応障害で休職と転職を繰り返す繊細サラリーマンの体験談を、一方的にあなたの脳内に語りかけていく記事です。

今回は「うつ症状で休職した経験者」に向けて、私の体験談から、あるあるを晒していきたいと思います。

はじめに私の休職中の過ごし方を晒させて下さい

はじめに私の休職中の過ごし方を晒させて下さい

私はこれまで適応障害で通算7ヶ月ほど休職をしていました。

※過去記事リンク
私の繊細リーマン生活【適応障害1回目!】
私の繊細リーマン生活【適応障害2回目!】

途中、転職したり復職したりと休職が途切れることもありましたが、3~4ヶ月ほどまとめて休職をさせて貰ってます。

その時の日課、週課、やらなかったことはそれぞれ次の通り。

<日課>
 ✓ 朝は7~8時に起床
 ✓ 読書
 ✓ 散歩、ステッパーで運動
 ✓ 趣味でブログの更新
     (コールセンターハックというブログやってました)
 ✓ 一日の気持ちをノートに纏める
 ✓ 夜は11~12時に就寝
<週に2~3回>
 ✓ ジム通いして筋トレ
 ✓ カウンセリング
<やらなかったこと>
 × テレビはほぼ見なかった
 × 買い物、ショッピング
 × 仕事(当たり前か)
 × 服薬(医師と相談の上)

ただし、休職すぐの数週間は特に何もせず、ボーっとダラダラ期を過ごしていました。

それを終えて活動期に入ってくると、こんな感じです。

ルーティンをこなすのが落ち着くので、やることリストを日々作ってそれを粛々と消化していってました。

【適応障害】休職中あるある7つ言わせて欲しいよ

【適応障害】休職中あるある7つ言わせて欲しいよ

日々のルーティンは先述の通りですが、何か月も仕事をしていない状態で、且つ体調不良でお休みさせて貰っている身。

過去、今、未来、すべてにおいて不安だったり、逆に安らかに過ごせていて気持ちが落ち着いていたり。

同じような経験がある方、どんな方でもそうだと思いますが、日々の感情の起伏は激しかったと思います。

そんな日々のあるあるを、私の体験から7つ晒させてください。

<休職あるある言いたい7つ>
 1.朝、一瞬焦る
 2.執拗なカレンダーチェックで曜日感覚の維持
 3.下がる心拍数、上がる光熱費
 4.常に辛そうにしないといけない感
 5.美容室の「今日はお仕事休みですか?」問題
 6.復職前の生活リズム表がめんどう
 7.意外な適応障害仲間が見つかる

では、それぞれ説明していきます。

1.朝、一瞬焦る

1.朝、一瞬焦る

目が覚めた瞬間に「しまった、遅刻だ」。

初めの1週間くらいですが、目覚めたときに「やべっ!!」って一瞬だけ焦ることがありました。

心臓がギュッとなるんですよね。

そして目が一瞬覚めた後、小学生や中学生のときの夏休みなら、そのまま幸せ2度寝コース。

でも休職中のこの目覚めは夏休みの時と違って、なぜかそのまま2度寝出来ませんでした。。

「ああ、休んでるんだった。」
「なんだか申し訳ないよな。」

こんな気持ちになって、布団に潜っても眠りに落ちることは無かったです。

夏休みと休職中って、心持ちが全然違うもんね。そりゃそうよね。

ここが気にならなくなったら、良い兆し。

安心して2度寝出来ちゃうくらいになったら、回復傾向かな、そう自分では思っていました。

2.執拗なカレンダーチェックで曜日感覚の維持

2.執拗なカレンダーチェックで曜日感覚の維持

休み過ぎて曜日感覚無くなる = 恥ずかしい

こんな謎理論を持っていた私は、朝昼晩とカレンダーで曜日チェックを無意識でやっていました。

部屋のカレンダー、スマホの時計などの曜日の箇所へ、気付いたら目線が。。

特に普通に仕事に行っていた妻との会話中は、曜日感覚が無いような発言をしないようにも注意していました。

「恥ずかしいことなんかないんやで」
「曜日感覚なんて必要ないでしょ」

当時の自分にそう言ってあげたい。

あ、でもゴミ出しの日は忘れないようにね。

3.下がる心拍数、上がる光熱費

3.下がる心拍数、上がる光熱費

私は休職が1ヶ月ほど経ってくると、少し気持ちも落ち着いてきました。

妻がプレッシャーをかけてくることも無く、理解ある家族に恵まれたおかげです。

※過去記事リンク
繊細な夫を持つ尊き妻の支えっぷり【嬉しいことBEST3】

日中もそうですが、夜になると押し寄せてくる不安と恐怖。これが和らいで、心拍数が変に上がることも無く、過ごせていました。

が、それに反比例して、上がる電気代。

妻「今月高かったねー」
自分「そ、そうだね。(;・∀・)」

ずっと家にいますから。

夏場だったので。クーラーがね。。

設定温度、上げました。

扇風機、併用しました。

4.常に辛そうにしないといけない感

4.常に辛そうにしないといけない感

友人「どう、最近?」
自分「うん…まぁまぁ…かな。(絶好調です)」

たまに職場の友人から連絡がくることがありましたが、しっかり休めてダラダラ期を終えると、割りと調子よかったんですよね。

その調子良い期間を維持する必要があるのだと理解しているのですが、それを他者へ上手く説明できない・・・。

つい面倒になって「まぁまぁ」とか言って、言葉数減っちゃうんだよなぁ。

他人からどう見られているかを重視してしまう。
そうすると、自分の状況、思っていることを、素直に言えない。

そんなことにならないよう、休職をあけた今は特に気を付けています。

日記のようなものをよくつけていましたが、今となるとnoteっていいですよね。

私も休職中にやっていたらよかったなって、少し後悔してます。

5.美容室の「今日はお仕事休みですか?」問題

5.美容室の「今日はお仕事休みですか?」問題

この質問を法律で禁止にする政党はどこですか?

平日にこの質問するのリスキーやな、とか思いませんか?

・・・まぁ、私の受け止め方がひねくれてるんです。ごめんなさい。

でも、こんなやり取りになっちゃうじゃないですか。;つД`)

自分 「今日は休みです」
美容師「あ、平日休みの仕事なんですね?」
自分 「あ、いや、はい。」
美容師「何系のお仕事ですか?」
自分 「えーっと・・・」

地獄の時間よ。頼むから穏やかに過ごさせてくれい。

「いやー、仕事でメンタルやられて休職中で!へへ☆」

とか言えたらいいんですけどね。

そもそも、そんなこと言えるメンタルなら適応障害とかならんのよ。('Д')

6.復職前の生活リズム表がめんどう

6.復職前の生活リズム表がめんどう

復職前になってくると、産業医さんに提出するため、生活リズム表なるものを記録させられました。

「よし、社会にまた戻るんだ」
「あぁ、仕事、復帰するんだな」

そんな感覚になったのを覚えています。

2週間分ほどの記録が必要で、通勤練習も開始して、気分なども記録。

身が引き締まる思いだったのですが、お休みの間、やりたい事が増えていて、時間が足りない生活を過ごしていたので、ちょっと面倒に感じてしまいました。

夏休みの宿題、日記の提出に似た感覚ですね。

読書とかブログとか運動とかが充実しちゃってて、つい夢中になってました。( ;∀;)

めんどうとか言って、ごめんなさい。

7.意外な適応障害仲間が見つかる

7.意外な適応障害仲間が見つかる

「実はあの人も同じように休んでた時期があってね…」
「俺もメンタルおかしくて休んだことあるんだよ」
「昔、パワハラで顔の半分が麻痺したことあってさ」

休職する前後で、こんな話を沢山聞くようになりました。

同じ症状の人になら言ってもいいかなとか、私も一緒だよって伝えたくなるのでしょうね。

普通に過ごしていただけでは知ることはなかった、闇の時期のカミングアウトをよくされるようになりました。

知らない一面を知れて、距離が近くなる感じがあって、ちょっと嬉しい。

しかし、結構多いもんですよね。

仲間がいるというだけで安心しました。

このnoteにも優しい同じ境遇の人が多くて、いつも励まされています。

ありがとうございます。

まとめ 休職したからって何なんだい

まとめ 休職したからって何なんだい

ネットで見つけた情報によると、

「平成24年労働者健康状況調査」によると、うつ病などで医療機関を受診している方の数は、100万人を超える

また、

うつ病などのメンタルヘルス不調により連続1ヶ月休業した労働者の割合が6.7%

と、100人いたら6~7人はうつ症状で休職しているそうです。

従業員が多い会社だと、結構いるのかも知れませんね。

私はほんの2年前までは、自分がこんな状況になるだなんて一ミリも思っていませんでした。

うつや適応障害に懐疑的な思いもありました。

元々メンタル強くはないものの、自分には関係のない世界だと勝手に決めつけていたんです。

そんな人がいざ病んでしまうと、完全に自信喪失し、情けなくて、もうどうしようもないと毎日自分を責めていました。

でもそれは間違い。

誰でもなる可能性があるものに、目を向けず、正しい知識が無かった。ただそれだけで、怖いことなんてありませんでした。

今は、本当の自分のことを教えてくれてありがとう、とすら思っています。

悩み考えすぎる繊細さ、うたれ弱さが今では自分の武器です。

自分ってこういう人間だったんだ、そう気づかせてくれた休職期間。

ご迷惑をおかけした人には、本当に申し訳ない。

でも、私にとってとても大切な時間でした。

本当にありがとうございます。


以上、最後までお読みいただきありがとうございます。

これを読んでいただいたあなたを、前向きとまではいかなくても、横向きくらいにはしたい。

繊細リーマンのゆうたろうでした。

ではまた!

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