見出し画像

茶をしばいたった。

ひとまず今日は動けたので妻と一緒にコスモス、カフェ、ランチへ行った。

憂鬱病でも、動けるときは動けるのである。

ただ朝にならないと分からない。非常に自分でもめんどくさい。

妻にはホントに迷惑かけ続けているが気にしないでいいと言ってくれているので救われている。

霧島方面にとりあえず向かった。

最近できた名の知らないコスモス畑をバイクで散策中見つけた。

その場所へ妻を連れていきたかったのだ。

広角レンズでコスモス遊び

喜んでもらえてホッとした。

誰が植えているかも分からないし、来年は咲いているのかも分からない。

ただ写真が撮りやすいように脚立が置いてある。

なんて親切なんだ。

こういう人になりたいな。

きっと損得で動いている訳ではないのだろう。

「喜ぶ顔が見たいから」

この病気になって時間が止まってから少しこの感性が分かるようになってきた。

どうやって課題をクリアするか?業務を効率よく回すか?

そんなことばっか考えていたし、余裕なんてなかった。

そんな生活を3年続ければ体も心も壊れるわけで…(照)

今に至るわけである。

いつも思うが足場はどうやってつくっているのだろうか?

一通り見た後は霧島の道の駅へ。

別に用があるわけではない。

WCが恋しくなっただけだ。

とても霧が深く霧島とはよく言ったもんだ。


10月末だが夏と秋が共存している。

近くをパシャリ。

そんな時間も愛おしい…のは自分だけだった。

つい夢中になって「この角度で…」なんてやってしまうものだから妻を待たせてしまってたのである。

妻にはホントに迷惑かけ続けているが気にしないでいいと言ってくれているので救われている。(part2)

やりたいと思うことをやればいい。

そんな言葉が最近の僕の支えになっている。

ただ甘えてばかりもいられない。

僕は男だ。

妻にも甘えてもらいたい。

なので…

おしゃーん(オシャレと言いたい)
おしゃーん(おしゃれなカフェと言いたい)

甘いものが好物な妻。

ここで思いっきり甘えてもらおうと思う。

現在僕は人混みではサングラスがないと歩けない状態だ。

知り合いにも会いたくないし、ヒトの目線も気になる。

そういえばこのサングラスも妻に大学時代にプレゼントされたもんだったな…。

今回茶をしばきに来たのは

時 TOKI KIRISHIMA

入店すると女性のお姉さま達で非常に盛り上がっていた。

ランチとカフェが楽しめるようだ。

あとお茶の葉も販売されていた。

店内も満席なようだった。

もし行くなら予約が必須だなと感じた。

ただ憂鬱病な自分には関係ない話。

決してカッコよくはないが人混み✕のスキルがあるので…

テイクアウトし外でいただくこと。

ただ外にはなんと…

向日葵と秋桜のコラボ

まさかの世界が広がっていた。

綺麗な向日葵と秋桜が共存していたのだ。

まさに夏と秋の調和である。

店内からも見えるし、テラス席からも見れる。

降りて散策できるようにもなっていた。

向日葵主題の秋桜の玉ぼけ

もうシャッターを押しまくる僕がそこにはいた。

妻は美味しそうに甘えていた。

二人ともお互いの時間を楽しんだのだ。

と、言えば綺麗だが一口飲んで食べて写真撮ってくると席を立つ僕がいて、

食べながらそれを見る妻がいただけだ。

まぁ美しい世界

また妻を待たせ甘えてしまう始末。

妻にはホントに迷惑かけ続けているが気にしないでいいと言ってくれているので救われている。(part3)

空を見ると飛行機が飛んでいた。

美味しかったと笑う妻を見て僕は嬉しくなった。

さっきのコスモス畑の話じゃないが人が笑顔を向けてくれると嬉しいと感じるんだ。

憂鬱状態(スター状態って言おうかな?)が2か月ほど続き、ベットから起きれない時はそんなこと考えれなかったが今は笑顔を向けられると嬉しいと感じるまで回復してきた。

まぁ妻の笑顔だったからだと思うけど。

プロペラ機が空を飛んでいた。
全く…被写体が忙しい場所だな…(誉め言葉)

ただそれだけでは終わらない。

最後の締めと行こうではないか。

そうランチだ。

僕は食べることが大好きだ。

美味しいもんをいっぱい食べて死にたいと思っていたタイプだった。

例え犠牲(体重増加)を払っても食べたいものは食べたい。(迷言)

まぁ何ともカッコ良くない言葉を並べているが

とりあえず元気な日は食べたいものを食べる。(自炊してる)

食べることを我慢しないようにしている。(自炊してる)

スター状態(憂鬱病)初期は金銭面を考え夜だけしか食べないと決めたりしていた。(自炊できます自分)

ただ、ヒトは生きていたら腹が減る。

それでも我慢する。

イライラする。

何かに当たる。

これを繰り返していた。

そもそも仕事で我慢し過ぎでなったスター状態なのにさらに自分にたくさんの十字架を背負わせようとしていた。

さらにきつい戒律を自分に課し、戒律を犯さないことで救われようとしていた。

ただ…

ただ…

人間生きていれば腹が減る。

これは生きているからしょうがない。

しょうがないことをどうにかしようとしてもしょうがないのである。

何とも稚拙な言い訳だが腹が鳴るたび生きていることを実感した。

「生きようとしているんだな…」

少し前向きになれた瞬間だった。

そこから節約はもちろんだが食べるようになった。(自炊…もうやめますね。)

少しづつ回復し、家族の昼、夜ご飯も作れるようになった。

もちろん作れない日もある。

途中で動けなく寝込んでしまう日だってある。

それでも腹は減るのだ。

中途半端な台所ほど迷惑なものはない…。

妻にはホントに迷惑かけ続けているが気にしないでいいと言ってくれているので救われている。(part4)

ちょっと自分語りをし過ぎたが現在は食欲を無理に押さえつけることをせず、戒律くんが出てきたら「気にしない。しょうがないよ。」と声をかけてあげれるようになった。

ただもちろん人混み✕のスキル…(もういいですね。)

なので前の職場の先輩の上司の奥さんがされている飲食店へ行かせてもらった。

オープンしてから妻とは一緒に行けていなかったのでいい機会だと思い連絡を取ろうとした。

あ、電話番号知らねぇや…。

グーグル先生に聞いてみるとオープンしたばかりだがちゃんと連絡先の記載があり助かった。

グーグル先生は優しい。

一人で切り盛りされているので事前に連絡しなければ迷惑になるのではないか…と思い連絡をした。

勘は当たり今日は忙しいけどおいでと言ってくれたので

プレゼントを買って向かった。

店名はKitchen Charoma(キッチンシャロマ)という。

日替わりランチ1,300円(デザート&コーヒー付)

めちゃくちゃ美味い。

量も多いので腹を空かしていた自分にはちょうど良かった。

この店がオープンするまでの物語を僕はよく先輩から聞いていた。

一人で切り盛りしたい。一人で自分のペースでやりたい。

60を過ぎてからの挑戦。

挑戦し、夢が叶ったからこそこだわりや想いがあるのだ。

ストーリーはきっと誰でもある。

ない人はいない。

幸か不幸かの目線でストーリーを語るにはまだまだ自分は早すぎる。

このお店を開くためにいろいろと修行されていたことを僕は知っている。

期間も2年ぐらいだろうか。

挑戦とは何かを教えてもらえた。

その姿や意識、行動は決して比較するべきものでもないが応援はしたくなる。

ここからがスタートだと言われていた。

もし行かれる方がいらっしゃったら事前に予約を取ってから行ってあげて欲しい。

アットホームで美味しい。そして何か手伝いたくなる。

一所懸命とはこういうことを指すのだろうと思う。

愛はそこにある。

やれやれ…結果自分が今日という一日を一番楽しんでしまった。

妻も楽しそうにしてくれていた。

きっと僕に合わせてくれて今日という日を生きてくれたのだろう。

妻にはホントに迷惑かけ続けているが気にしないでいいと言ってくれているので救われている。(part5)

スター状態になる日が最近は少なくなってきた。

一日中動けないという日は月に2、3日まで減ってきた。

バリバリ働いていた昔みたいには戻れないと確信している。

だた、新しい自分に生まれ変わったのだと考えるようにしている。

日々落ち込み、回復し、また落ち込み、回復する。

そうか。

生きるってこういうことだよな。

そんなことも忘れてしまってたことをギリギリ思い出せた一日であったとさ。

いいなと思ったら応援しよう!

ウータ/Ūta
あなたのおかげで今日も生きてます。ありがとう。

この記事が参加している募集