【短文】目標は立てさせるが、クリアした際の報酬を言わない日本企業の悪習。
コンサルとして色々な企業に出入りしている。
会社員時代から思っていたのだが、企業は従業員に色んな目標を立てさせる。
特に営業職なんて、数字の目標があるのは当り前だろう。
だけど、目標を達成したらどうなるのかなんて、誰も言わない。
目標の更に上を超えたら、どうなるかなんて誰も言わない。
具体的な目標を立てさせるけど、人事考課の中身は超が付くほど抽象的。
こんなんで、人が頑張ると思うのか?
「ああ、今年はがんばったな!」と思っている従業員が、4月になって殆ど昇給していない事なんてザラ。
どこまで頑張ればいいのか、どのくらいさらに頑張ればいいのか。
数字で表せるなら、全部見える化した方が良いに決まっている。
だけど経営陣は「やらない。やれない。やりたくない。」
こんなんだから日本企業は衰退していく。
やりがい搾取の薄給企業が出来上がっていく。
目標を立てさせて、やる気を煽ったなら、約束は守れよ。
約束を守らないから、従業員が育たないし、まともな人間は約束を守らない企業に見切りをつける。
コンサルになんて相談する前に、1年だけでもやってみ。
目標を達成したらどんなご褒美があるのかを具体化して、その約束を何が何でも守る。責任を果たす。
コンサルが断言してやる。
それだけで、だいぶ良くなるよ。
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