同じ価値観を持たないことの楽しさ
【うま子の日記】
おはよう〜!
うし子のタイトルだけで1冊本が書けちゃうくらい、思うことは沢山あるよね(笑)そして、うし子に完全に同感!まさに、私も夫が日本にいた時は、一緒に電車に乗ると、必ず席を譲るの。お年寄りだけではなくて、女性にも。そして、夫が私と座っていたいだろうからって周りが気を使って、3人での譲り合いみたいな微笑ましい流れになることが多かった。なんだか、良いエネルギーが広がっていく感じだったよ。
どっちが正しいかよりも分かり合うために
そして、永遠のテーマである「時間の感覚」。私は、夫の国にいた時は、人が遅れてくることが、渋滞とか、突然の会議とか、その社会の構造自体に原因があるから、その人個人のせいじゃないという結論に至ったよ(笑)だから、家で待ち合わせて迎えにきてもらうとか、外でも「買い物したいから、遅れてきてほしいな」くらいの気持ちで、ショッピングモールで待ち合わせたり、本を読む時間にしたり、色々工夫したら気にならなくなった。慣れてくると、「自分が遅れても怒られないからラッキー」と思えるようになったり…。自分が変わるのが一番手っ取り早いよね。その分、日本でも遅れるくせがついて、良くないのだけど…。
時間を有効に使うって、大事なことだけど、途上国の時間の流れ方も素晴らしいと思う。なんとなくぼーっとしたり、相手が遅れてきても、自分が遅れていても動じないって、ストレスフリーだと思う。
でも、ずっと一緒に過ごしていく夫には、「日本では遅刻はとても厳しく考えられていて、相手を尊重していないって考えられる。間に合わない時は一報入れると、相手も他のことに時間を使えるからありがたい」っていうことを説明したら、事前に遅れるって連絡してくれるようになった。試行錯誤した結果、「時間は守るべきもの」っていう主張はさておき、「あなたの国の事情もよく分かった。じゃあ私の国のことも知っておいて」というスタンスでいくと、お互い楽になるのかなと思ったよ。
そこらじゅうにある感動
途上国の人たちを見ていると、単純なことにもすごく感動したり、笑ったり、まさに子供たちの生き方と重なってしまう。「昨日は雨が降ったから、今日は砂埃がなくて空気がきれい!」とかね(笑)
甥っ子と姪っ子には、実家に帰る度に新しい経験をさせてあげるようにしてるの。最近は、ケーキとクッキーを手作りしたり、お庭に野菜を植えたりしたよ。実家には道具が揃っていないのだけど、何で代用できるかな、って一緒に考えるのが楽しい。こないだは初めてきゅうりが収穫できたみたいで、すごく喜んでた。うし子が前に「(夫を)待ってる間に妊娠しやすい体づくりをしてみたら?」と言ってくれて、すごく救われたのだけど、自分の体質改善に加えて、育児の練習も妊娠までの楽しいプロセスと思うようにしたら、気が楽になったよ。
脳の理屈より腸の気分
今日はとりとめなく書いてしまったけど、最後に、最近はまってる本を紹介するね。脳ばかり重視しても、腸を大切にしなければ、幸せを感じられないという趣旨の本。やっぱり理屈だけじゃないんだね。
腸で作られる「幸せ物質」は脳を制するほど、私たちの気持ちに影響を与えてるんだって!そして、その物質は子供の方が多くて、大人になるにつれて減ってしまうのだけど、大人でも食物繊維を沢山摂る国の人に多いそう。メキシコは世界で一番自殺が少ないそうなのだけど、腸の「幸せ物質」保有率が世界一。今、日本人はこの物質がとっても少ないみたい。
ストレスはないはずなのに、何となくイライラするなーと思ったら、腸が原因かも。腸を中心に、生物の進化や心理学のことまで、色んなことが書かれていてとても面白かった!
長くなったけど、また話そうね〜!
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