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【漫画】「勤労感謝の日」はなぜ振替休日にならないのか? うさみとかも#55

今回の漫画は「勤労者の叫び」という1コマのみです^ ^;
その代わり、「勤労感謝の日」の由来と振替休日にならない理由を調べました。


「勤労感謝の日」は元々、収穫物を神々に供えて感謝する「新嘗祭」として、旧暦11月の2回目の卯の日に古くから朝廷で行われていた祭事でした。
明治になって今の暦に切り替わった際に、11月23日に固定され、その日が休日となったのです。

「勤労感謝の日」に名前が改められたのは、第二次世界大戦後。
国家神道的な色彩を払拭する方針のもと新たな呼び名が検討され、もともと新嘗祭が収穫を感謝する日であったことから「感謝の日」→「勤労感謝の日」と定められたようです。

今年(2024年)の「勤労感謝の日」に振替休日がないのは、この日が土曜日だからです。
「国民の祝日に関する法律」というものがあり、その第3条第2項に

「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。

と、振替休日について定められています。
つまり振替休日が適用されるのは、祝日が日曜と重なった場合だけなのですね。

とはいえ今日は勤労感謝の日。
働けること、働いてくれてる人に感謝したいと思います。


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