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「紅蓮華」「炎」だけじゃない!LiSAの俺的好きな曲15


こんちゃ。

タイトル通り、LiSAについての記事を書きます。
もはや女性歌手のリサと言えば元m-floではなく鬼滅お姉さんのLiSAになりましたね。
LiSA、自分はデビュー前のGirls Dead Monsterから聴いてて細かなカップリングはタイプ別とかで違いあるせいで若干見落としあるけどほぼ全曲聴いてる古参です。ライブも何度か行きました。
LiSAファンあるあるだと思うんですが、鬼滅が多分誰の想像以上にも売れてしまったせいで、「紅蓮華」「炎」が完全に一人歩き(二人歩き?)してるのを甚だ遺憾に思ってる訳ですね。

いやもっといい曲あるよと。他の曲もっと聴けよと。そういう訳です。
そんな思いで記事を書きます。

とりあえず、ベスト2枚出てるんで紅蓮華と炎で興味持った人はそれレンタルして聴いてください。
もしその上で肌に合わんわ、って人はおそらくLiSAの音楽と相性が悪いかただ単に鬼滅が好きなだけです。その2曲をずっと聴きましょう。

個人的に、鬼滅がそんな好きじゃないのでこんな文章になってます。
昨年お付き合いしてた方の猛プッシュで1巻だけ読んだんですけどマジで何が良いのか分かりませんでした。これ読むなら犬夜叉読み返します。
あと描かれてる時代的なものもあるのかすごいマッチョイズムというかジェンダー論の押し付けが酷い印象です。

鬼滅好きの方にはのっけから失礼な文言で申し訳ですが、
とにかく言いたいのはLiSAはその2曲だけのアーティストじゃないんです。
という事を以下紹介しよう、という記事です。

オススメの15曲。とプラスα。どうぞ。
概ね時系列を遡る形で紹介します。

1.「Catch the Moment」

LiSAを語る上で外せない一曲。
多くのファンが名曲ベスト3には入れるはず。
自分のLiSAベスト1はこの曲です。
2017年の曲で、比較的新しめの曲ですが本当に支持が高いです。

ちなみに作曲は自分の尊敬するバンドUNISON SQUARE GARDEN田淵智也。

この曲のコメント欄でけっこう自分と同じような思いを抱えてる人が散見されるんだけど、ちょっと気になる点はあって。

この曲はSAOの映画の曲で、実際デビュー当時SAOだったりFateの曲がヒットした事実はあるんだけど、「LiSAは鬼滅の人だ!」「いやSAOの人だ!」みたいな宗教対立は違うと思うんだよな。

自分からすれば、LiSAはデビューからずっといい曲をいい歌で届けてくれるいい歌手です。そこにタイアップとかは関係ありません。


みんな大好きFIRST TAKEverもあります。こっちも見ようよみんな。


2.「dawn」

最新シングル曲。
YouTubeだけ見ると再生回数そこそこだけど、タイアップアニメの爆死もあって売れなかったなぁ。
かく言う自分も配信で買った勢だから、CDの売上には貢献してないんだけど。
この曲は紅蓮華と同じ作曲者の人が書いてて、曲もロック調だからこれが主題歌だったらこっちが売れてたんだろうなぁ。諸行無常。
個人的には断然こっちのがトラックが洗練されてて、
いつものLiSAが帰ってきた!って気持ちに一聴してなりました。

3.「Another Great Day!!」

最新ミニアルバム曲。最新曲の定義はこっちかな。
何の予備知識も入れず聴いて「ええやん!」ってなって作曲者見たら松本孝弘で吹きました。たしかにサビがB'zのそれだわ。
心なしか本人作詞の詞も寄せてる感じがある。
LiSAはかなりバンド曲多いけど、この重厚感はディスコグラフィーの中でも重厚感が髄一だわ。
音楽番組でサプライズじゃなくこっちやって推せばいいのに。

4.「マコトシヤカ」

まさかの中日とのコラボ曲。
メラドではこの曲かかってるのかな。ちなみにこちらも田淵曲です。
基本応援ソングの類は得意じゃないんですが、ファン補正もあるのか、メロとの相性が良いのか、頑張れフレーズがさりげないとこに置かれてるのか色んな要因が考えられるけどそんな自分でも押し付けがましくなく聴ける曲です。
最新アルバムは正直色々言いたい事ある出来だったけどこの曲は良かった。

ちなみに中日ファンは今季の中日どう思ってるんだろ。
与田監督好きだからどうにかCS争いしてほしいんだけどな。
与田さんは投手整備めちゃ上手いので中日ファンの方は文句言うなら楽天に返して下さい。また投手コーチやって欲しい。

5.「ハウル」

巨人の丸の登場曲。偶然にも野球繋がり。他意はないです。
シングル「unlasting」のカップリングで、完全に表題を食ってる勢いの名曲です。アルバムにも収録されてたね。
ゴリゴリのロック以外にも、こういう爽やかなポップを表現を変えて一辺倒にならず歌えるのがLiSAの強み。

強いて言うならイントロが完全にゆずの夏色なのでそこどうにかしてほしい気持ち。

6.「ADAMAS」

紅蓮華の作曲者、草野華余子曲。
音源としても勿論だけど、ライブで聴いた時にマジで度肝抜かれた曲。
この曲はフルMV公式で欲しいなぁ。
Cメロからラストまでの流れは圧巻の一言。

それこそ紅蓮華と曲の方向性はまんま一緒だと思うので、
紅蓮華が好きな人は絶対こっちも好きだからフルで聴いてくれ。

「紅蓮華が良くてこっちはダメ」っていう理由が音楽的な内容としてあるのならその理由を論文にしたためて俺に送って欲しい。じゃないと納得できない。

7.「Thrill, Risk, Heartless」

詞:田淵智也、曲:草野華余子、編曲:堀江晶太、歌:LiSAとかいうアニソンフリークが絶頂する座組の曲。超ロックソング。
クオリティもそれに違わぬ出来。
LiSAの中でもトップクラスに攻撃力高い曲だと思う。
装備で言うと大剣。片手剣とか槍じゃない。
「Choise your story 構えろ」のとことかLiSA曲のフレーズ上一番好きかも知れない。

ちなみに作詞の田淵さんは札幌→羽田の飛行機でこの歌詞を書き終えたらしい。頭どうなってんねん。

8.「だってアタシのヒーロー。」

ヒロアカ曲。
超タイアップで曲調もキッズ受けしそうなのにそんな話題になんなかったよね、この曲。めちゃ好きなんだけど。

というか、LiSAってもともとこっち系の歌手だったイメージ。
あとPVのLiSA終始にっこにこで可愛い。

9.「Rally Go Round」

ニセコイのアニメの曲。
提供がボカロPのじんという事もあり、LiSAの中ではちょっと異色作な感もある。明るい曲もシリアスな曲にも基本重めのバンドサウンドが多いけど、
この曲は抜いた感じのポップロックというか。
ただそれが歴代ディスコグラフィーを追った時に良いアクセントになってて、出た当初はあんまLiSAっぽくないなー、って思ってたけど
ベストで振り返った時に「良い曲だったわこれ」って評価上がった。

あとこのPVが全盛期の平野綾にめっちゃ見える。

10.「オレンジサイダー」

上記「Rally Go Round」のカップリング曲。
ベストにもオリジナルアルバムにも未収録なんだけど、
ファン人気がめちゃつよ曲。
夏のワンシーンを切り取った切な系ミディアムポップ。

J-POPしか聴かんぜよ勢にも受け入れられる曲だと思うので、
この曲もっと広まってほしいな。

11.「Rising Hope」

何かのアニメのOP。(タイトル忘れた)
ニコニコで聴いた時空耳に腹立った覚え。
LiSAの中でも代表曲と言っていい曲じゃないでしょうか。

個人的にだけど、10年代のアニソンはこの曲以前と以後に分かれるような気もします。(俺調べ)
詳細に言うなら、「アニメとロックの垣根を壊した曲」とも言える気が。
主に編曲面ですね。

バンドのタイアップ曲とかは除いて、
いわゆるアニソン歌手が歌う曲としてロック調の曲は数あれど、ガチのバンドサウンドと当時の邦ロックのトレンドだったスクリーモ風のシンセを取り入れ、構成としても2番以降の展開を単に1番をなぞらない展開っていう楽曲はなかなか無かった気がする。
で、これ以降WEST GROUND作曲の作品とか、そういった類の曲が増えてこれがスタンダードになっていった印象。

実際にこの曲を機にLiSAは「アニソン歌手」から「ロックシンガー」に転身した気がする。そしてそれが大正解だった気がする。

12.「say my nameの片想い」

タイトルでユニゾンみを感じる人もいると思いますが、その通り田淵智也作曲です。
アルバム曲ですがライブ定番曲。なんでこれベストに入れなかったんだろ。
曲調はキュート路線のアップテンポロック。LiSAの真骨頂。

13.「ジェットロケット」

1stアルバムの曲。ベストにも収録。
実はこの曲、駅伝で「山の神」と当時呼ばれてた柏原竜二に向けてのメッセージソング。
柏原さんがかなり重度のアニオタで、LiSA・ユニゾンのファンだったことが判明したことにより、LiSAと田淵サイドが彼の応援歌を作ろうとなって出来上がった曲。
この曲もだけど、ゴリッゴリの応援ソングなのに気持ちよく聴けるんだよな。単純に曲が良いって言うのもあるのだけど。

関係ないけど当時AKBゴリ押しだった時期に朝のニュースで彼が出演してアナウンサーから「AKBで誰が好きですか?」的なしょーもない質問され「そもそも興味ないです」的な発言して場をヒエッヒエにさせてたのが超面白かった。

14.「ナミダ流星群」

記念すべき1stシングル。のカップリング。
個人的に表題曲よりこっち派。
というか、LiSAのバラード曲の中で一番好き。

変に力が入りすぎてないというか、爽やかに聴けかつ本人のキーともめちゃマッチングしてて凄い気持ちよく歌ってる印象。

超初期の曲かつ今とは若干方向性違うのもあり、
今となっては全然ライブで聴けない曲。
というかファンでもこの曲を推してる人は少ない気がしなくもない。

けっこう初期の曲も良い曲多いのだよ。
マメ知識だけど実はハチ名義の時の米津玄師がLiSAがデビューしたミニアルバムに「エスケープゲーム」という楽曲を提供してたりします。
今をときめく二人が、こんな形で邂逅してたりするのです。

ex.「Little Braver」/ Girls Dead Monster

番外。
LiSA名義でデビューする前、実は「Angel Beats!」というアニメの挿入歌を彼女歌ってたんですね。そもそもそれで世に出てきた人なんですよ。
それが評価されてソロデビューに至った所があってだね。

そのアニメ内に登場するバンド、Girls Dead Monster名義で出した曲がめちゃくちゃ良いんですよ。
確かこの曲のPVで初めてLiSAが初めて顔出しだった気がする。
当時高校生の自分はかわいい、歌うまい、曲もいいで完全にハマりました。
「Keep the Beats!」はマジで名盤なので新規ファンは聞いて下さい。

曲のリンク貼りたかったんですがPVが非公式のしかなかったのと
原曲はサブスクのリンク貼れなかったので
ライブ版のやつをSpotifyで。
レコチョクで視聴できるぽいので下記リンクにも。

15.「best day,best way」

最後の曲はこれ。ベストでもトリを飾ってたのでそれに準拠して。
こちらも田淵智也作曲。
別記事でも見られる安定の当アカウント田淵びいきかと思われるかもですが、LiSAに関してはそもそも田淵曲が1/3くらいを占めてるので自分の好み以上のファクターはあるので偏ってはいないと思います。(自分に言い聞かす)

3rdシングルで、1st,2ndがそれぞれFate、SAOのタイアップでいきなり売れてからのノンタイアップ曲で、正直売れはしなかったんですよこの曲。
ただこの曲自体が詞も曲も「LiSAのテーマソング」といった内容で、本人がめちゃくちゃ大事にしてる曲なんですよ。ベストのタイトルにする位。

それがファンにもしっかり伝わって、今ではライブに無くてはならない曲となってます。
これをノンタイアップで出した運営に心から賛辞を送りたい。

ニクいなぁ、と思うのがDメロで「オリーブの木のように」という一節があるんだけど、LiSAの名字が「織部(おりべ)」なんですね。
いちいちこういう本人に寄り添った詞を遊び心交えかましてくるのが本当にグッとくるなぁと。


以上、自分が好きなLiSAの曲リストでした。
どうでしたでしょうか。紅蓮華、炎以外に好きな曲あったでしょうか。

自分的には上2曲以外よりもこんなに素晴らしい曲があるんだよ、って気持ちなんですが
この2曲が大好き、でも意外とそれ以外も悪くないね的な人がいたらそれはそれで素敵だなと。
LiSA、各種メディアに鬼滅きっかけで出ることが増えましたが、本当に良いアーティストなので彼女の曲がもっと聴かれて欲しいと思います。

彼女のポリシーである、「今日もいい日だ」を無理やり締めに使わせていただいて、また次の記事で。ばいちっ。


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