腹を立てたあと
腹は立ててもいい。
でも、分かり合えないから、腹を立てるのは間違い。
怒りは、人間にもともと備わった感情だから、否定するものではない。
怒りたいときは怒っていいし、立腹である! と思えば、ご立腹万歳。ちゃんと腹を立てなさい、と言いたい。
分かり合えないと思う時というのは、誰かと分かり合えると、都合よく思っていて、それが叶わなかったと思うとき。相手に裏切られたと思う時。
有り体に言うと、私は今そんな気分だ。
都合のいい、身勝手な怒りだから、間違いだと書いている。
分かり合えないことなんて、最初から分かってはいた。
だから、今腹を立てるのは筋違いで、私の考えが甘かったということだと、分かっている。
でも、こんなに平行線というか、交わりもしない考え方で、よくここまで一緒に来たな! と、呆れてしまう思いもある。
なんか変だ。でも、私が間違っているかも。勘違いしてるだけかも。相手の言い分を、私がよく分かっていないだけかも。
そんなことはなかった。
ちゃんと分かっていたし、きちんとすれ違っていた。
誤魔化していたのはお互い様だけど、極端なのは向こうの方。
力関係ではあちらが上だし、私は従う立場。
思えば、その人にその意図がなくても、そう、全くなくても、無自覚でも、その人の言うことは、私の人格否定そのものだった。
付き合いが苦しいわけだ。
その人が、私がとる行動のなかで「無駄だ」「余分だ」「強すぎるこだわりだ」と決めつける事柄たち。
タスクの管理と言って、タイムテーブルをつついてこれダメあれダメ。これ無駄あれ無駄。これしなきゃならないこと?
話していると、なんか私の生き方自体が、全て無駄でできていて、ダメな時間の過ごし方をしている人みたい。
私は私の人生を生きているのであって、私はその人の言うことに全て従うつもりはない。最初からなかった。
スーパーのお惣菜なんて、私のお給料からは毎日なんてとても買えないし、コンビニなんてもっと無理。
もっと柔軟にと言うけど、柔軟に考えた結果、自炊が一番いい。
揚げ物も食べたくないし、マヨネーズだらけのサラダも嫌だ。濃すぎる味付けも嫌だ。
毎日買い物に行くことすら、体力的に難しい。
だから、なるように、できるように生活してきたつもりだ。
その人の理屈通りに、私は生活できないし、その人の言う意味の「柔軟」になることもない。
「あなたの考え方、困りごとは、特殊です。理解者も少ないし、相談しても相手にされませんよ」
今更ですか?
私は言ってみれば、人生の半分は「特殊」な生き方をしてきましたが……。
この「特別な事態」は、自分ではどうにもこうにも解決できない。
だからあなたがいたわけで、あなたが必要だったんですよ。
怒っても仕方がないし、こういう考え方の相違は、今更とやかく言っても始まらない。
なんだか、やりきれない気持ちで一杯だ。
感謝はしているけど、ここに来てこんな壁にぶち当たるとはと思い、どうしたものかと途方に暮れる。
腹は立つ。
何に腹を立てたら良いのか分からないことにも、悲しくなるくらい腹が立つ。
腹を立てたあと。
その後に何も残らないことも知っていて、次の行動を考えあぐねている。
【今日の英作文】
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