上司のために仕事をする
仕事を何のため、誰のためにするかは、人それぞれ、らしい。
ということは、支援施設に通っていたときに、知識として知ったけど、本当に人それぞれなんだと、最近身をもって知った。
この間、職場の先輩の口から「所長のために仕事をする」という言葉が飛び出した。
「所長が喜ぶように仕事をする」
と、正確には言ったのだけど、本当にそんな人がいるとは!とびっくりだった。
誤解のないように言うと、私も「所長が喜ぶ仕事をすることはいいことだ」と思う。
でも、私の中では、仕事の目的や対象は第1はお客さんであり、第2は自分であり、その次に所長がくる。
自分の上司が喜ぶように仕事をするというのは、結果的職場のためになり、職場の良さは仕事の良さに繋がる。という理屈らしい。
そんな人はいないと言いたいけど、職場(の利益)のことを考えない上司はいても、部下のことを考えない上司はいくらでもいそうだ。
誰かのためというのは脆いんではないかと、私は思ってしまう。
その誰かがあてになる人であれば、問題ないけど、逆だった場合、残念なことも起こりうる。
何のため、誰のためを考え始めると、卵が先か鶏が先かみたいになってしまう。
仕事が先か、誰かのためが先か。。。
仕事というのは、そういうことを考えずにはできないものなのか。就職して1年半がもうすぐ経つけど、よく分からない。
自分のために仕事をする。自分が生きていくために仕事をする。生きていると思うために仕事をする。
自分、自分ばっかり言ってると、なんだかちゃんと社会人できてない感じもする。
あてになるのは、自分だけ?
大事なのは、自分だけ?
それって幼稚では。。。なんかの勘違いでは。。。
でも、少なくとも私は上司(所長)のために、仕事をしようとはいままで思ったことがない。所長が喜ぼうとなんだろうと、仕事は仕事だと思っている。やるべき業務、仕事をするのが、仕事というものだと思っている。結果として、所長は喜ぶがしれないし、満足するかもしれない。
お客さんのためというのが、仮に自分のためという本音を隠すための方弁だったとしても、それでいいような気がしている。
「上司のために仕事をする」ことに、反対はしないけど、大丈夫かなと思う。
仕事だから、仕事をする。
という感覚でいるのは、当たり前のようで、人それぞれに奥に色々あるらしい。