熱い視線とチキン南蛮とお姉さん
この間のメニューは、私の担当するAランチがチキン南蛮だった。
AとBとふたつしかないランチなんだが、どっちのカウンターがどっちのメニューだったか迷う、悩むお客さんは結構多い。
「よし、今日の俺はAだ!!」と、かたい決意で来店されるお客さんもいるけど、どっちにしようかなと思いつつ、悩みつつ、来店される方もいるようだ。
そういう事情もあって、カウンターの入口で「どっちにしようかな」と迷われるお客さんのために、私は「Aは〇〇でーす!」とよく声をかけることにしている。
そんなつもりで、この間も「チキン南蛮はAでーす!」と言った。
迷われているお客さんは、私の父より若干若いくらいのおじさん。
にやっと笑ってから、
「お姉さんの熱い視線にまけて、チキン南蛮にする!」
とジョークを仰った。
なんとぉー
チキン南蛮への愛(何それ)故の熱い思い(何それ)が漏れ出ていたか!
私の(熱い)視線に、チキン南蛮への愛(特にない)が込められていて、届いたらしいので、笑ってしまった。
ここまで書いていて、ふと気づいたのだけど、「熱い視線」とは「チキン南蛮」への愛ではなくて、「お客さんへのチキン南蛮アピール熱」(?)のことだったのかも。
あはは!
よく分からんな!
食堂勤務には、愉快なことがたくさんある。
あと、私は「お姉さん」だったんだなあ、と思った。別になんて呼ばれてもいいけど、愉快愉快。
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