見出し画像

つながり活動 〜ZOOM会議でつながる〜

今日は、介護保険を使わなくなった(卒業)方達の、その後の活動の場を作っていくためのZOOM会議に参加させて頂きました。

会議の参加者は、2箇所の包括支援センターの職員さん、社会福祉協議会の地域支え合い推進委員さん、短期集中サービスの理学療法士さん、そして私という構成でした。

私はケアマネージャーの仕事と会社の介護事業のフォローの仕事を兼務をしており、
今日はケアマネージャーとしての立場で参加させて頂きました。

担当する高齢者の方が、おそらく半年後に介護保険を卒業する予定で、
その後の通いの場を探しているという相談を包括支援センターに持ちかけた
ことが、この会議に参加させてもらうきっかけとなりました。

今日の会議に、担当する高齢者の方をペルソナとして設定し、その人にあった
通いの場を考えようという議題を入れてくださると事前に教えてくださったので
ペルソナとなるご本人に話を色々聞いてから会議に臨みました。

その方は将棋が好きで、毎日新聞の将棋欄を切り取りご自身で勉強をされ
ています。ただ、年々認知症が進んでいて、この頃はうまく将棋ができな
くなったとも感じておられ、気軽に楽しめる将棋の方が参加しやすいとの
ことでした。また、歩いていく距離が遠いとしんどいので近場の方がいい
ともおっしゃっていました。

会議が進む中で、なかなかアイデアが浮かばず、コロナ禍の中で開催場所
を提供してもらえるのか?などの方に議論が進みがちだったので、

まずは開催の目的や狙い、コンセプトなどの大きな方向性を整理しよう
と会議の流れに修正がかかりました。

まず目的としては、介護保険卒業後の通いの場を作ることという
ことで一致し、

コンセプトを考える上で、将棋を題材とするならば、

・気軽に参加できる方向性
・将棋を極めていく方向性

大きく2つに分かれるのではないかとの見解が出て、

ペルソナの設定からすると、気軽に参加できる方向性で
いいのではないかということで大きな方向性は一致しま
した。

そこから、「 気軽さを出すにはどうすればいいか? 」

や、「気軽に入れる場所はどういうところなのか? 」

というところを話し合いました。

「 初心者向けと打ち出せば、将棋を知らない人たちにも
  参加を促せるような気軽さが出るのではないか? 」

「 室内よりも、包括支援センターの前の駐車スペースなど
  屋外で屋根があるところなどは立ち寄りやすいのでは
  ないか? 」

など、いくつかのアイデアが出てきました。

あと、単発のイベントのようなものではなく、
継続して進めていけるように考えた方がいい
のではないかという意見も出ました。

更に、ペルソナが将棋を教えることも好きなら
高齢者だけではなく、世代間交流のように呼び
かける層を増やしてもいいのではないか等の
意見も出ました。

結局、時間切れとなりアイデアは宿題と
なりましたが、

他事業所の方達と、1つのものを作り上げていく作業は、

とても面白く、

発言者の人となりが見えてきて、

つながりを深めていけそうな気がしました。

どういう内容やコンセプトになっていくのか、
それぞれの意見をうまく混ぜ合わせていく
過程が今後も楽しみです。

通いの場ZOOM会議でつながる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?