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#介護の仕事「現場のリーダーになる人に届けたい」

先日、noteのボクらの時代介護の仕事編
の2回目を開催しました。1回目からのメ
ンバーである、大兎さんよしよしさん、
そして私の3人で1時間半程お話しさせ
て頂きました。(きれいごとさんは新し
いことにチャレンジ中でお忙しいため
今回はお休みされました)

私達は、介護の仕事の現場で、周りに指
示しながら頑張っているリーダーやこれ
からリーダーになる人達に協力したい、
辞めずに続けてほしい、という思いは一
致しています。
その方達に何か出来ることはないかとい
うことを今後も続けて話あっていくこと
になりました。そんな中で私が今回の話
し合いで特に印象に残ったものを紹介し
ます。


うわさ話は必要なもの

人類はうわさ話ができる能力があるから
滅亡せずに生きてこられた。ライオンの
群れがあちらにいるという噂があったか
ら、あちらには行かずに生き延びられた。
うわさ話は生き延びるための本能的なも
のであり、人間にとっては必要なもの。
リーダーとなる人は時にうわさの的にさ
れやすいし、またうわさ話が好きで周り
をかき乱す人もいるが、出ても仕方のな
いものと捉え、聴きたくない時は離れて
聴かないようにすればいい。うわさ話を
なくそうと必死にならなくていいと伝え
たい。これは、ヨシヨシさんがサピエン
ス全史という本から学んだことを介護の
現場にも取り入れて、悩んでいる現場の
リーダーやスタッフに伝えているとのこ
とでした。

やる気のない2割の人に振り回されない

ビジネスの世界なら耳にしたことのある
2・6・2の法則。どのような組織も人材
の構成比率は、優秀な人が2割、普通の
働きをする人が6割、貢献度の低い人が
2割となる理論。
7割〜9割が公費で賄われている介護業界
にはまだまだビジネス的な思考が浸透し
ていない現場も多い。よしよしさんは積
極的に組織のマネージメント理論などを
勉強されていて、現場のリーダー達には、
全員ができる人ばかりの組織は絶対にな
いということを言い切っておられるとの
こと。2割の貢献度の低い人にエネルギ
ーを奪われないように、割り切りの良さ
も必要だと伝えているとのことでした。

愚痴話の後は、自分の介護観を見つめる話も

介護現場のスタッフは、人間関係(お客、
スタッフ同士)が付き纏う仕事のため、
ストレスを抱えることが多い。その分、
愚痴を言い合えて、共感してくれる場所
を求めている。私達も現場で働いていた
時代は、愚痴を言っていたものだ。だか
ら愚痴を言わずにお客様のために働けな
んて言うつもりはない。ただ、愚痴を言
い合えて、共感し合えた後に、その後は
どういう介護(生き方にも繋がる)の仕
事していきたいのかを、話す時間もやっ
ぱり必要になるのではないか。仕事以外
の付き合いは求めない時代、コロナ禍で
人と会うのは避けないといけなかった時
代であるが、リーダーになる人達には、
自分の介護観を持てるような対話の機会
を持ってほしいと、大兎さんはおっしゃ
っていました。

介護現場のリーダーの方達へ。
愚痴を言いながらも、前を向いて、
自分達のやりたい介護を実現していきま
しょう。私達は協力します。


今後も継続的に「現場リーダー達のため
に出来ること」を考えながら、段階的に
アプローチしていくことになりました。
3月は大兎さんも、よしよしさんもご自
身の進路について考える時期だったよう
で、それぞれの思いも聴かせて頂き、と
ても刺激になりました。

笑顔が素敵なお二人ですが、会話で伝わ
ってくる熱量がすごくて、私も体が熱っ
てしまいます。

「 ほんま、しびれるわ〜♡ 」。

まずは介護の現場で働いている方達との
つながりを作るアプローチを進め、来月
も集まってリモートで話し合うことにな
りました。

介護の現場で働く方で、私達と一緒に話を
しながら楽しく仕事をしていけるように、
取り組んでくださる方がいらっしゃれば、
是非ともメールでやり取りさせてください。


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