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♡今日のひと言(短歌)♡与謝野晶子


帰ってしまおうとしている、私の夜の神よ。この細いうなじにあまるほどのあなたの手で、私を支えてください。『みだれ髪』(1901)


(与謝野晶子1878-1942~大阪・歌人)
早くから平安朝文学に親しみ、与謝野鉄幹の東京新詩社に参加(1900)、歌集「みだれ髪」(1901)によって明治浪漫主義に新時代を築いた。その間に鉄幹と結婚し、歌集「小扇」(1904)、詩歌集「毒草」(1904鉄幹と共著)、「恋衣」(1905山川登美子、茅野雅子と共著) を経て、歌集「舞姫」(1906)、「夢の華」(1906) にいたり,唯美的芸術至上主義の極致を示した。他に「新訳源氏物」(1912~13)、詩歌集「夏より秋へ」(1914)、遺稿歌集「白桜集」(1942) など。

2023.12.18
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福田尚弘
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