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学習には【メタ認知】が重要~【経験】の解釈とともに~

こんにちは、URA太郎です。
今回は「学習には【メタ認知】が重要」というテーマでお届けしたいと思います。

我々リハビリテーションセラピストは、
入院患者さんや利用者さんに対するリハビリテーション介入に対しては、
目標に応じて必要な課題の設定、
実際の介入での効果判定、
それらを一人一人の方に合わせて行います。

つまりオーダーメイドの要素が少なからずあるという事です。
そこには【経験】が重要な役割を持ちます。

経験の解釈

経験とは、何年経過したという事はそれほど関係は無いと考えています。
免許を取って10年経ったら「10年経験」したという事では必ずしもないという事です。

経験とは「仮説-検証-振り返り」作業を繰り返すことを指すと考えています。
そのうえで「メタ認知」はとても重要と感じています。

「メタ認知」が学習に必要であることを示した報告

株式会社ベネッセホールディングスの報告によれば、
高校3年生の追跡調査で、成績が上昇した高校生は、
自分の学習を客観的にとらえる「メタ認知」を持っているというのです。

つまり、
「自分が何がわかっていて、何がわかっていないのか」
「自分にどのような学習が必要なのか」

など、
自分の状況を客観的にとらえることができるという事が、
より高い学習効率のために重要だというのです。

自分ができないことは伝えられない

自分の状況を客観的にとらえるというのは、
個人的にはかなり難しくて、
モチベーションや、ポジティブ、ネガティブなどの、
感情・情動を左右する要素をなるべく排除した時に、
どのようにとらえることができるかという事だと感じています。

教育を行う立場になりつつある中で、
自分ができていないことは教えられないし、伝えられないので、
この「メタ認知」が学習に重要である以上、
自分自身が身につけられないと・・・と感じています。


今回は「学習には【メタ認知】が重要~【経験】の解釈とともに~」というテーマで書かせていただきました。

私URA太郎は毎週土曜日に記事をUPしております。
よろしければご覧ください。

それでは良い週末を(^_-)-☆

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