世界の作曲家
最初に覚えるのは〇人でいい
「いつかはクラシック音楽を聴いてみたい」
「でも歌詞が無いし難しいよくわからない」
「それに誰のどの曲を選べばいいのかさっぱり」
「一曲一曲が長いから全部なんて聞いていられない」
こんな風に思われている方は少なくないと思います。何を隠そう私自身が今まさにそう感じているのですから。
歴史的に見て、音楽史に大きな影響を与えた偉大な作曲家は、おおよそ150人から200人であるとか、色々な推定がなされているようです。そんな人数じゃきかないと思ってたんですけれど意外でした。もしかすると学者の方がある程度の目星をつけているかもしれませんが、図書館の資料や論文では、私自身としては調べることができませんでした。
ですので、図書館で複数の書籍と図巻をパラパラ確認し、あとは ChatGPT と相談したうえで、ひとまず全体を「93人」に絞ることにしました。
「それでも多いよ!」と仰られるのは当然。私たちビジネスパーソンは常に忙しいものです。クラシック音楽を最初から理解するのは難しいと感じることでしょう。クラシック音楽は実に奥が深い。そんなことは到底「無理」なことです。さらには入門書だけでも山のように存在していますし、私が同じことを繰り返しても意味がないと思います。
そこで、本記事では「パレートの法則」を活用して、効率的かつ実践的に学べる人数に絞りました。これは、音楽を愛する方々や専門家からは賛否両論があるかもしれません。怒られるかもしれませんが、忙しいビジネスパーソンにとっては効果的なアプローチだと考えています。
私自身、クラシック音楽に関してはまだ学び始めたばかりで、一部の作曲家の限られた曲しか知りません。しかし、だからこそ「クラシック音楽を聴いてみたいけれど、長いし内容が難しすぎてわからない」というビジネスパーソンの気持ちがよくわかります。
ですから、まずは「慣らし運転」として捉えていただければ幸いです。
パレートの法則を使うということはどういうことかと言うと、つまり「クラシック音楽全体の20%を知れば、残りの80%を理解したことになる」ということです。もちろん、これには若干の誇張が含まれますが、このような状況にかなり近づくことは間違いありません。
ざっくりと申し上げると、「コンサートで演奏される曲の約80%は、50人程度の作曲家によるもの」と言われています。しかしそれでも人数的にはまだ多い。ですから、この慣らし運転が目指すゴールは、「どのコンサートに行っても、あるいはテレビやラジオ、録音を聴いても、<最高80%の確率>で楽しめる」という地点を目指します。
最初からすべてを学ぶなんて無理。スモールスタートで初めます。ということで結論を述べてしまえば、93人のうちの押さえておくべき人数は、
「17人」です。
この17人をを押さえておけば、ひとまず最高80点は取れるということです。
「ふざけるなブルックナーを入れろ!」
「誰もが知る威風堂々のエドガーを入れない愚か者!」
などなど仰られるかもしれませんが、「慣らし運転」ですからね? ただの戦術論で見て、まずはこの17人から押さえましょうと言っているだけで、「他の方々については学ばなくていい」などと申し上げるつもりはありません。単に優先順位化しただけです。順番の話です。
本記事は私自身の勉強のために作成したものですから、93人全員の名前と活躍時期、簡単な特徴を、とてもシンプル化&リスト化してまとめているので、ご興味があるかたはスクロールをしてみてください。
そして以下に結論だけをまとめておきますので、どうか一人でも多くの方のお役に立ちますように。
CHAPTER1(1600年以前)
1.グイード・ダレッツォ (991–1050)
音楽記譜法を発展させ、ソルフェージュの基礎を築いた中世の音楽理論家。
2.ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (1098–1179)
ドイツの修道女、作曲家、そして神秘主義者で、宗教音楽や詩において大きな影響を与えた。
3.ギヨーム・デュファイ (1397–1474)
ブルゴーニュ楽派を代表する作曲家で、中世後期からルネサンス初期への移行を象徴する存在。
4.トマス・タリス (1505–1585)
イギリスのルネサンス音楽を代表する作曲家で、教会音楽の発展に寄与した。
5.ジョバンニ・ダ・パレストリーナ (1525–1594)
ルネサンス期のイタリアの作曲家で、カトリック教会音楽の模範とされる作品を多数残した。
6.オルランド・ディ・ラッソ (1532–1594)
ルネサンス音楽を代表するフランドル楽派の作曲家で、宗教音楽と世俗音楽の両方で優れた作品を作った。
7.ウィリアム・バード (1540–1623)
イギリスのルネサンス音楽を代表する作曲家で、特に教会音楽と鍵盤音楽で知られている。
8.カルロ・ジェズアルド (1566–1613)
ルネサンス後期のイタリアの作曲家で、クロマティシズムを駆使した大胆な作曲技法で知られている。
9.ジョン・ダラウンド (1563–1626)
ルネサンス期のイギリスの作曲家で、リュート歌曲(エア)を多く作曲し、その美しい旋律が特徴。
CHAPTER2(17世紀・18世紀)
10.クラウディオ・モンテヴェルディ (1567–1643)
ルネサンスからバロック音楽への移行期における重要な作曲家。
11.フランチェスカ・カッチーニ (1587–1641)
イタリアの作曲家、歌手、詩人。初期のオペラ作曲家として知られる。
12.バルバラ・ストロッツィ (1619–1677)
バロック時代のイタリアの作曲家、声楽家。世俗カンタータを多く残した。
13.アルカンジェロ・コレッリ (1653–1713)
影響力のあるイタリアの作曲家兼バイオリニスト。
14.ヘンリー・パーセル (1659–1695)
オペラや宗教音楽で知られるイギリスの作曲家。
15.アントニオ・ヴィヴァルディ (1678–1741)
「四季」を含むバイオリン協奏曲で有名なイタリアの作曲家。
16.ジャン=フィリップ・ラモー (1683–1764) - フランスの作曲家で音楽理論家。フランス・オペラの発展に貢献。
17.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685–1750)
バロック音楽の頂点とされるドイツの作曲家。
18.ドメニコ・スカルラッティ (1685–1757) - 555曲の鍵盤ソナタで有名なイタリアの作曲家。
19.ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル (1685–1759)
オペラやオラトリオ、合奏協奏曲で知られるドイツ出身イギリスの作曲家。
20.ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681–1767) - 多作で知られるドイツのバロック作曲家。
21.クリストフ・ヴィリバルト・グルック (1714–1787) - オペラ改革を行い、劇と音楽を同等に重視した作曲家。
22.ヨーゼフ・ハイドン (1732–1809)
「交響曲の父」や「弦楽四重奏の父」と呼ばれるオーストリアの作曲家。
23.ムツィオ・クレメンティ (1752–1832) - イタリア出身の作曲家、ピアニスト、指揮者。ピアノの父と称される。
24.ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (1756–1791)
古典派音楽を代表するオーストリアの作曲家。
CHAPTER3(19世紀前半)
25.ルイジ・ケルビーニ (1760–1842)
イタリア出身の作曲家。オペラや宗教音楽で知られ、ベートーヴェンに大きな影響を与えた。
26.ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770–1827)
古典派からロマン派への移行を象徴する作曲家。交響曲、ソナタ、弦楽四重奏など、多くの革新的な作品を残した。
27.ニコロ・パガニーニ (1782–1840)
イタリアのバイオリニスト、作曲家。バイオリン演奏の技術を飛躍的に向上させ、その影響は後世に多大なものがある。
28.ジョアキーノ・ロッシーニ (1792–1868)
イタリアのオペラ作曲家。『セビリアの理髪師』や『ウィリアム・テル』など、オペラ・ブッファの名作を数多く生んだ。
29.フランツ・シューベルト (1797–1828)
オーストリアの作曲家。リートの分野で特に知られ、交響曲や室内楽でも傑作を残した。
30.ガエターノ・ドニゼッティ (1797–1848)
イタリアのオペラ作曲家。『愛の妙薬』『ルチア』などで知られるベルカント・オペラの巨匠。
31.ヴィンチェンツォ・ベッリーニ (1801–1835)
イタリアのオペラ作曲家。『ノルマ』『夢遊病の女』などで知られ、ベルカント様式を代表する作曲家。
32.エクトル・ベルリオーズ (1803–1869)
フランスの作曲家。交響曲『幻想交響曲』で知られ、ロマン派音楽の表現を拡張した。
33.フェリックス・メンデルスゾーン (1809–1847)
ドイツの作曲家、指揮者。バッハの再評価に尽力し、交響曲や協奏曲、室内楽で功績を残した。
34.フレデリック・ショパン (1810–1849)
ポーランド出身の作曲家、ピアニスト。ピアノの詩人と称され、ピアノ曲において重要な地位を築いた。
35.ロベルト・シューマン (1810–1856)
ドイツの作曲家、音楽評論家。交響曲やピアノ作品、歌曲で知られ、ロマン派の代表的な作曲家の一人。
36.フランツ・リスト (1811–1886)
ハンガリー出身の作曲家、ピアニスト。ピアノ演奏の技術革新を進め、交響詩を創始した。
CHAPTER4(19世紀後半)
37.リヒャルト・ワーグナー (1813–1883)
ドイツの作曲家、劇作家、指揮者。楽劇という独自の形式を確立し、『ニーベルングの指環』をはじめとする壮大なオペラ作品で知られる。
38.ジュゼッペ・ヴェルディ (1813–1901)
イタリアのオペラ作曲家。『アイーダ』『リゴレット』『トラヴィアータ』など、多くのオペラの傑作を残し、オペラ界に多大な影響を与えた。
39.クララ・シューマン (1819–1896)
ドイツのピアニスト、作曲家。ロマン派音楽の推進者であり、夫ロベルト・シューマンの作品の普及に努めた。
40.セザール・フランク (1822–1890)
ベルギー生まれのフランスの作曲家、オルガニスト。交響曲、室内楽、宗教音楽で知られ、フランス音楽の近代化に貢献した。
41.ベドルジヒ・スメタナ (1824–1884)
チェコの作曲家。民族主義的な音楽を代表し、交響詩『わが祖国』が特に有名。
42.アントン・ブルックナー (1824–1896)
オーストリアの作曲家。交響曲の分野で知られ、壮大で精神的な作品が特徴。
43.ヨハン・シュトラウス2世 (1825–1899)
オーストリアの作曲家。「ワルツの王」として知られ、ウィーンの舞踏文化に大きな影響を与えた。
44.アレクサンドル・ボロディン (1833–1887)
ロシアの作曲家。交響詩『中央アジアの草原にて』や未完のオペラ『イーゴリ公』で知られ、ロシア国民楽派の一員。
45.ヨハネス・ブラームス (1833–1897)
ドイツの作曲家。交響曲や室内楽、ピアノ作品で高く評価され、古典的な形式を重んじながらも独自のスタイルを築いた。
46.カミーユ・サン=サーンス (1835–1921)
フランスの作曲家、オルガニスト。交響曲、室内楽、オペラ、ピアノ協奏曲など多岐にわたる作品を残し、フランス音楽の発展に寄与した。
47.ジョルジュ・ビゼー (1838–1875)
フランスの作曲家。オペラ『カルメン』の作曲者として広く知られ、劇音楽でも功績を残した。
48.モデスト・ムソルグスキー (1839–1881)
ロシアの作曲家。『展覧会の絵』やオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』など、ロシア国民楽派を代表する作曲家。
49.ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー (1840–1893)
ロシアの作曲家。バレエ音楽『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』、交響曲『悲愴』などが特に有名。
50.アントン・ドヴォルザーク (1841–1904)
チェコの作曲家。交響曲第9番『新世界より』や『スラヴ舞曲』で知られ、民族主義的要素を取り入れた作品を多く作曲。
51.エドヴァルド・グリーグ (1843–1907)
ノルウェーの作曲家。『ペール・ギュント』やピアノ協奏曲で知られ、北欧の民族音楽の要素を取り入れた作品が特徴。
52.ニコライ・リムスキー=コルサコフ (1844–1908)
ロシアの作曲家、指揮者。『シェヘラザード』をはじめとする管弦楽曲で知られ、ロシア国民楽派の一員として活躍。
53.ガブリエル・フォーレ (1845–1924)
フランスの作曲家。『レクイエム』や多くの歌曲で知られ、フランス近代音楽の発展に大きく貢献。
54.ジャコモ・プッチーニ (1858–1924)
イタリアのオペラ作曲家。『トスカ』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』など、感情豊かなオペラを多く作曲した。
55.グスタフ・マーラー (1860–1911)
オーストリアの作曲家、指揮者。交響曲の分野で特に知られ、ロマン派音楽の集大成とも言える壮大な作品を残した。
56.クロード・ドビュッシー (1862–1918)
フランスの作曲家。印象派音楽を代表し、『牧神の午後への前奏曲』『海』など、音楽の新しい表現を追求した作品が知られる。
CHAPTER 5(20世紀前半)
57.レオシュ・ヤナーチェク (1854–1928)
チェコの作曲家。民族的要素を取り入れた独自の音楽スタイルを確立し、オペラ『イェヌーファ』などで知られる。
58.エドワード・エルガー (1857–1934)
イギリスの作曲家。『エニグマ変奏曲』や『威風堂々』で知られ、イギリス音楽の復興に貢献した。
59.エセル・スマイス (1858–1944)
イギリスの作曲家、女性運動家。オペラや合唱作品で知られ、特に『女性参政権行進曲』が有名。
60.フレデリック・ディーリアス (1862–1934)
イギリスの作曲家。自然や異国情緒をテーマにした作品が多く、オペラ『村のロメオとジュリエット』が代表作。
61.リヒャルト・シュトラウス (1864–1949)
ドイツの作曲家、指揮者。交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』やオペラ『サロメ』で知られる。
62.カール・ニールセン (1865–1931)
デンマークの作曲家。交響曲や室内楽において独自のスタイルを確立し、デンマーク音楽の発展に寄与した。
63.ジャン・シベリウス (1865–1957)
フィンランドの作曲家。交響詩『フィンランディア』や交響曲第2番など、フィンランド民族主義を代表する作品で知られる。
64.エリック・サティ (1866–1925)
フランスの作曲家、ピアニスト。『ジムノペディ』など、印象派と前衛音楽の橋渡し的存在として評価される。
65.レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872–1958)
イギリスの作曲家。交響曲や合唱曲、映画音楽を多く作曲し、イギリス音楽の発展に大きく貢献。
66.セルゲイ・ラフマニノフ (1873–1943)
ロシアの作曲家、ピアニスト。『ピアノ協奏曲第2番』や『ヴォカリーズ』で知られ、ロマン派音楽の最後の巨匠とされる。
67.グスターブ・ホルスト (1874–1934)
イギリスの作曲家。組曲『惑星』が特に有名で、近代音楽における重要な作品とされる。
68.アルノルト・シェーンベルク (1874–1951)
オーストリアの作曲家。十二音技法を開発し、現代音楽の父と呼ばれる。
69.チャールズ・アイブズ (1874–1954)
アメリカの作曲家。交響曲や歌曲において、前衛的な音楽手法を取り入れた作品が多い。
70.モーリス・ラヴェル (1875–1937)
フランスの作曲家。『ボレロ』や『ダフニスとクロエ』など、印象派音楽を代表する作品を残した。
71.マヌエル・デ・ファリャ (1876–1946)
スペインの作曲家。『三角帽子』や『恋は魔術師』など、スペイン民族音楽の要素を取り入れた作品で知られる。
72.ベーラ・バルトーク (1881–1945)
ハンガリーの作曲家。民謡を基にした革新的な音楽を創作し、20世紀音楽に大きな影響を与えた。
73.イーゴリ・ストラヴィンスキー (1882–1971)
ロシアの作曲家。バレエ音楽『春の祭典』や『火の鳥』で知られ、20世紀音楽に革命をもたらした。
74.エイトル・ヴィラ=ロボス (1887–1959)
ブラジルの作曲家。ブラジルの民族音楽と西洋音楽を融合させた作品が多く、南米音楽の巨匠とされる。
75.セルゲイ・プロコフィエフ (1891–1953)
ロシアの作曲家、ピアニスト。交響曲『古典交響曲』やバレエ音楽『ロメオとジュリエット』で知られる。
76.リリー・ブーランジェ (1893–1918)
フランスの作曲家。『ピエ・イェズ』や『春の朝』などで知られ、短命ながらも印象的な作品を残した。
77.ジョージ・ガーシュウィン (1898–1937)
アメリカの作曲家。『ラプソディ・イン・ブルー』や『ポーギーとベス』など、ジャズとクラシックの融合を追求した作品で知られる。
78.フランシス・プーランク (1899–1963)
フランスの作曲家。室内楽、ピアノ作品、声楽曲で知られ、フランス音楽の多様性を示す作曲家。
79.ドミートリイ・ショスタコーヴィチ (1906–1975)
ロシアの作曲家。交響曲や弦楽四重奏で知られ、ソビエト連邦の抑圧下で独自の音楽を追求した。
CHAPTER 6(20世紀後半から21世紀)
80.ホアキン・ロドリーゴ (1901–1999)
スペインの作曲家。ギター協奏曲『アランフエス協奏曲』で広く知られ、スペイン音楽の伝統を現代に引き継いだ。
81.ウィリアム・ウォルトン (1902–1983)
イギリスの作曲家。『ファサード』や交響曲第1番、映画音楽などで知られ、20世紀イギリス音楽の代表的存在。
82.マイケル・ティペット (1905–1998)
イギリスの作曲家。オペラ『人間の声』や交響曲で知られ、20世紀後半のイギリス音楽において重要な役割を果たした。
83.オリヴィエ・メシアン (1908–1992)
フランスの作曲家、オルガニスト。『世の終わりのための四重奏曲』やオペラ『聖フランチェスコ』で知られ、キリスト教的テーマと鳥の歌を音楽に取り入れた。
84.ベンジャミン・ブリテン (1913–1976)
イギリスの作曲家、指揮者。オペラ『ピーター・グライムズ』や『戦争レクイエム』で知られ、20世紀イギリス音楽の重要な人物。
85.ヴィトルト・ルトフワフスキ (1913–1994)
ポーランドの作曲家。『コンチェルト・フォー・オーケストラ』や『交響曲第3番』などで知られ、現代音楽の発展に貢献。
86.レナード・バーンスタイン (1918–1990)
アメリカの作曲家、指揮者。ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』や交響曲『不安の時代』で知られ、アメリカ音楽の象徴的存在。
87.ジェルジ・リゲティ (1923–2006)
ハンガリーの作曲家。前衛音楽の先駆者であり、『ルクス・エテルナ』や『大密度で書かれた音楽』で知られる。
88.カールハインツ・シュトックハイゼン (1928–2007)
ドイツの作曲家。電子音楽のパイオニアであり、前衛的な作品で知られる。
89.武満徹 (1930–1996) - 日本の作曲家。『ノヴェンバー・ステップス』や『カタログ・ダミスト』など、現代音楽における革新者として評価される。
90.アルフレード・シュニトケ (1934–1998)
ロシアの作曲家。ポリスタイリズムを用いた独自の音楽語法を確立し、20世紀後半の重要な作曲家の一人。
91.アルヴォ・ペルト (1935–)
エストニアの作曲家。『フラトレス』や『カントゥス』など、ミニマリズムを取り入れた宗教的な作品で知られる。
92.フィリップ・グラス (1937–)
アメリカの作曲家。ミニマリズム音楽の先駆者であり、オペラ『エジプトのアクナーテン』や映画音楽で有名。
93.ジュディス・ウィアー (1954–)
イギリスの作曲家。オペラや室内楽で知られ、現代イギリス音楽を代表する作曲家の一人。