のび太は、なぜ0点を取り続けるのか？【脳の仕組みと行動の関係】～神親ナビ体験記 #13
心に余裕がないとき、
子どもの行動を責めるように
あれこれ注意しちゃうことってありませんか？
「早く○○しなさい！」
「▢▢はしないで！」
「いつまで△△してるの！」
こんなお小言をいくら言っても
子どもにあまり響かなかったら、
イライラが高まった親は
第二形態へと変化します。
「短所決めつけモンスター」です。
「いつも行動が遅いのよ！」
「ママが言わないとしないんだから！」
「何度言っても聞かない…いい加減にして！」
「本当は優しく言いたいのに…」と
自己嫌悪でダメージをくらいながらも
子どもはなかなか思い通りには動いてくれず…
親も疲れ果てて、こんなことを思ったり、
ときにはポロッと口に出しちゃったり。
「もうッ、困った子ね！」
(他にも「わがままな子」「意地悪だね」など）
はい、第三形態、
「まるっと人格否定モンスター」、出ましたー！
これは大人でもチビるって
いやはや、この流れ、
やっちゃうこともあるんですよね……
親も完璧ロボットじゃなく
感情を持った人間なので。
しかし、
こういう否定的な言葉を
もし何度もずーっと言われ続けたら
子どもは、どうなってしまうのでしょうか？
そんなお話を
私が受講した「神親ナビ」の
中級講座DAY5からご紹介！
「神親ナビ」とは―――
コーチングや心理学の観点から、子育てを楽しみながら自立した子（自分の人生を自分の力で幸せにできる子）を育てるための学びをサポートしてくれる講座です。講師は“元・怒りんぼかーさん”こと、やまだともこさん（愛称ともちゃん）。詳しくはこちら→公式HP
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神親ナビの中級講座DAY5では
前回紹介した「顕在意識と潜在意識」のほかにも
コーチングと脳科学にまつわる
さまざまな知識を教えてもらいました。
以下、特に重要だと感じたポイントを
ピックアップして羅列します！
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コーチング
コーチングとは、
相手の能力、可能性を引き出し、
「なりたい姿」になることをサポートするコミュニケーションの技術。
コーチが対話や質問を通じて、相手の中にある答えを引き出し、相手が本来もっている能力と可能性を最大限に発揮して、自ら考え、取るべき行動を自ら選択することを促します。
一方的に答えを教えるのではなく、
本人の力で「理想的な未来」を形にできるよう導く手法です。
＊＊＊
顕在意識と潜在意識
人間の顕在意識
（日常の中で自覚することができる意識）は
たったの約1割。
人間の行動の約9割は
本人が自覚していない潜在意識（無意識）に
影響されているといわれています。
＊＊＊
人が行動を起こすメカニズム①
人は過去の経験や聞いたことから
思い込みを作り上げ、
それをもとに顕在意識が行動を決定します。
潜在意識の思い込みは
10歳頃までに無意識にできあがります。
思い込みの例
・普通は～ ・みんなは～ ・～すべき
・～はあやしい！ ・嫌われたくない！
・ずっと～だったし ・いつも～だし
・絶対～だし！
＊＊＊
人が行動を起こすメカニズム②
セルフイメージとは、
自分に対する自分のイメージのこと。
セルフイメージは、親の言葉からも作られます。
人はセルフイメージの通りに振る舞います。
振る舞った結果が現実を作り、
人生を作っています。
私たちは、
価値観・思い込み・興味関心に沿って
世界を見たいように見て
聞きたいように聞いています。
私たちの思い込みは、
どんどん強化されていきます。
「全然、やせられないんだよね」
「私はコミュニケーションが苦手」などなど
セルフイメージ通りの行動をとって、
さらに思い込みが強化されていくのです。
＊＊＊
人が行動を起こすメカニズム③
人は
①快を得る
（喜び・楽しさ・ワクワク感を得る）
②不快を避ける
（恐れ・困難・悲しみ・苦しみを避ける）
このどちらかのために行動を起こしています。
・【 快を得る行動 】は
即効性が低く、持続性が高い
⇒内発的動機につながる
（自分自身の中から湧きあがる好奇心や関心、意欲などの欲求によってモチベーションが発生）
・【 不快を避ける行動 】は
即効性が高く、持続性が低い
⇒外発的動機につながる
（評価や賞罰、強制など、外部から与えられる要因によってモチベーションが発生）
外部からの刺激がなくなると
継続されにくい
＊＊＊
はいッ、こんな風に文章で羅列すると
小難しく感じられる内容かもしれませんが、
神親ナビの講座では
コーチングと脳科学が大好きな講師ともちゃんが
ニコニコを通り越してニヤニヤしながら
もっと詳しく、わかりやすく教えてくれるので
受講する私たちもつられて
楽しくなっちゃうんですよね。
各項目の合間には
「聞いてみて、どう感じたか」を
メンバー同士で話し合ったり、
「自分が持っている思い込み」
「子どもに持たせたいセルフイメージ」などを
書き出したりするワークも行いました。
難しげな内容も
自分の中になかった考え方も
ストーンと腑に落ちる感覚が
毎回、なんだかスゴいんです……！
ここまで振り返ってみて
今さら、気づいたんですよね。
神親ナビの魅力って
このDAY5の最後に教えてもらった
コーチングの利点そのものだなって。
＊＊＊
コーチングに結果が出る理由
① 自分の中から出した答えだから、納得しやすい
② 自分の思い込みに気づき、枠が外れる
③ 快を得られるため行動しやすい。持続しやすい
④ コーチとの約束で行動が促進される
＊＊＊
そういや、
「子育てコーチング講座」と銘打っていて
“神親ナビゲーター”と名乗る講師ともちゃんは
「こうするのが正しいから絶対こうして！」
と押し付けてこないんですよね。
（「コーチとの約束」＝宿題は一応あるけど、
それすら強制じゃないんです。）
ともちゃんは
知識をポンポンとリズムよく教えてくれた後、
「聞いてみて、どう思った？」
と投げかけてきます。
この問いかけによって
教わったばかりの内容が
一気に自分ごとになります。
情報を自分に落とし込んで、自分の頭で考えて
自分で出した答えとして
「そっか！」って目から鱗が落ちるように
理解できる瞬間があるんです。
まさに、“アハ体験”みたいな快感。
講座の楽しい雰囲気＋「わかる快感」で
学ぶことが“快を得る行動”になって
「もっと知りたい！」
って自分の中からやる気が湧いてくるんです。
そして、思い込みは、
自分では見つけにくい無意識下にあるので
誰かと対話することでその存在に気づけて、
枠が外しやすくなります。
コーチと2人で行うコーチングが
ドライブに例えられるなら、
グループ受講形式の神親ナビは
まるで「謎ときRPG」。
ゲームマスター役の講師ともちゃんから
いろんなヒント（理論）を教えてもらううちに
メンバーそれぞれの中に
自分だけの答えが生まれます。
講座の内容の受けとめ方もそれぞれ違って
子育ての方針もそれぞれ違うけれど、
「親子ともにハッピーな子育て」
っていう大きなゴールは一緒。
お互いに意見交換しながら、
「それ、いいね！」と刺激を受け合って
違いを尊敬し合って
わからないこと、悩みごとを相談し合って
ワイワイ一緒に進んでいきます。
ちなみに今回、私の中に生まれた答えは、
「子どもには、いろんなをチャレンジして
自分の人生を楽しんでほしい！
だけど、
親が『こうしろ、ああしろ』と押し付けても
親子関係がギスギスするだけで
自分でがんばる力は育ちにくいんだろうな。
なら、コーチング的な関わり方で
子どもの希望や意欲を大切にして、
セルフイメージが上がる声かけで
子どもの自信を育てていきたい！」
っていう
答えというか、決意でした。
本やネットなどで子育ての知識を読んだり、
誰かからアドバイスをもらったりしても
自分の中の思い込みがジャマして
「わかっているけどできないんだよ！
やっぱり私はダメな母親なんだ…」
と落ち込むことってありませんか？
（そして思い込みが強化される……）
神親ナビの場合は、
自分で考えて導き出した答えだから
「私にもできるかも。
試しにやってみよう！」
って自然とモチベーションが上がるんですよね。
さらに、自分一人だと
「全然ダメだ…」とまるっと自己否定しがちですが
ともちゃんと神親ナビの仲間たちは
できていることをサラッと見つけて
「すごいね！」とほめ続けてくれます。
おかげでセルフイメージが上がって
「できていること」がさらに増えていくんです。
それはまるで
脳の思い込み回路を
ポジティブに作り変えていく感覚。
こういったことを
実際に体験するからこそ
「子どもにも同じように接したらいいんだ」
ってことが経験として身につくんだな、と
しみじみ思いました。
＊＊＊
というわけで
今回の講座の内容を改めて振り返ると
「お前のかーちゃん、デベソ」と言われても
かーちゃんはデベソになりませんが、
「バカだ」「ダメね」と言われ続けた子どもは
本当にそうなっちゃうかも！？（まとめ雑）
子どもが自信を持って
自分の力で人生を歩んで行けるように
できている部分に注目して
「さすがだね」「すごい！」「優しいね」など
ポジティブなセルフイメージが思い描ける
声かけをしようよ！
って、そんなお話だと
私は感じました。
あなたは、どう思いましたか？
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ニヤニヤ講師ともちゃんが
どんだけ楽しそうに語ってるか
ぜひ目撃を！
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