落ち込みイモムシ、急浮上のコツを知る【できていることに注目】～神親ナビ体験記 #17
子育てしてると私、
定期的に、虫になるんです。
かつては、
子どもに怒ってしまう自分が心底、嫌で
「私が産んで、すみません ー母親失格ー」
と太宰治チックなウジウジうじ虫に……。
現在は、
子育てにすごく役立つ理論や知識を学んだのに
完璧には活かせず、
うまく対応できない自分を責めて
落ち込みイモムシに……。
中身イモムシ、外身ヒスり散らかし
こんな感じで
名探偵コナン並みに中と外が違って
情緒がカオスで不安定なときに
私が学んだ「神親ナビ」では、
共にがんばる仲間たちから
大きなパワーがもらえたんです。
仲間の発言から得られた気づきが
イモムシ脱却のきっかけになったり。
同期の愉快な仲間たちの存在が
とにかく、ありがたかったんですよね。
具体的に
どんな発言にビビビッときたか―――
同期メンバーが伝えてくれたことと
それに対する講師ともちゃんのコメントを
神親ナビ中級講座 DAY7からご紹介します！
「神親ナビ」とは―――
コーチングや心理学の観点から、子育てを楽しみながら自立した子（自分の人生を自分の力で幸せにできる子）を育てるための学びをサポートしてくれる講座です。講師は“元・怒りんぼかーさん”こと、やまだともこさん（愛称ともちゃん）。詳しくはこちら→公式HP
＊＊＊
前回の神親ナビ中級講座 DAY6では
コヴィー博士『7つの習慣』における第5の習慣、
「心で聴く」ことの大切さを学びました。
（→前回の内容）
それから2週間後にDAY7が開催され、
講座の最初に各自が発表する
「前回からの振り返り」のコーナーで
同期メンバーのくまちゃんが
こんなアウトプットを披露してくれました。
くまちゃん
「実際にやってみて感じたことは……
もともと私は
話を聞くことは苦じゃなかったな、
と改めて思って。
子どもの話を聞くのは好きなんですが、
話が長かったり、興味がなかったり、
忙しいときは
『心が聴く』がなかなかできなかったです。
あと、子どもに対して
『こうしてほしい、ああしてほしい』
って思うことも多くて
こちらの意見や、自分の固定概念を
押し付けてしまいがちだなと、
改めて気づきました。
ただ、
聞き流して『はぁ、はぁ』とか
適当に返事をしてたりしたときは、
『あ、違った！ ちょっと今のやり直し。
テイク2！ もう一度だね』
って言ってやり直して
しっかり聴くっていうことを
何回かは、できてたなって思いました。
そして、
ともちゃんの最近のメルマガにも書かれてた
『共感はするけど、言いなりにならない』
っていうのが、わかるようで難しくて……。
『今日はダメだけど、明日はいいよ』だと
自分の判断がブレちゃうので。
やっぱり『0か100か』がラクだな、
と思っちゃうんです。
『共感しながらも』っていう
この、ゆるっとした加減がなかなか難しくて。
たとえば、
『公園でずっと遊んでいたい！』って
子どもが言ったとしたら、
『ずっと遊ぶことはできないけれど、
ちょっとは帰るのを延ばそうかな』って
ゆとりを持たせた判断をするとか、
その辺が難しいなと思ってます。
目的を大きく持つ
（例『親子でゴキゲンに』など）
としたら、できそうだけれども
その判断の基準がなかなか
まだ作れてません……。」
＊＊＊
講師ともちゃん
「すばらしいね！
1日1回、心で聴くを心がけようとか
そういう心がけからだと思うからね。
『テイク2！』もいいね（笑）。
『今、私やり方、間違えました』
って淡々とやり直していくっていう（笑）。
そういう風に
『もう1回やらせてください』
っていう姿も
子どもに直接見せていくことが
本当に大事だと思うんですよね。
『なんか間違えちゃったな。
この言い方まずいよね。
でも、ここで言い直したら負けだから』
みたいなイメージがあって
そのままにしちゃって
『なかったことに…』とか
『この場はもういいや』みたいに
しちゃいがちなんですよね。
『親の方が正しくあるべきだ』
みたいな思い込みは
私たちには、少なからずあるので。
そんな中でも
『今の言い方、きき方、間違えちゃった。
ちょっとやり直しさせて』
みたいに言うと
そのまんま、子どもの頭にも入るでしょ。
その言葉を聞いた子どもも
『その聞き方じゃなくて
こっちの聴き方のほうが確かにいいね。
じゃあ、自分もこういう風にやろう』
っていう選択肢が増えるから
すごくいいなって思います。
そして、
『共感はするけど、言いなりにならない』
っていうのは、
やっぱり理想論ですよ。
前にも言ったけど、
お互いがWin-Winって、ものすごく難しくて。
なんでか？っていうと
『7つの習慣』の前提で考えると
【『第3の習慣』までができていて
自立している状態の人同士で関わって
Win-Winが成り立つ】
っていう考え方なんですよ、もともとはね。
だけど、
私たちも未熟だし、子どもも未熟だし、
その未熟同士で
いきなり第4の習慣を目指しても
うまくはいかないことが、多い！
だけど、
『100％はうまくいかなかったとしても
Win-Winをいつも目指してみようかな』
っていう思考を持つことが大事
だと思ってるので
第1から第3よりも先に
『第4の習慣』を提案したりしてます。
もう、失敗しまくってください（笑）。
くまちゃんとこみたいに
子どもがちっちゃかったら、
なかなか、うまくなんていかないからさ。
『ヤダヤダヤダ～！』って言われるからね（笑）。
何度も失敗して、
また次に活かしていきましょう♪」
＊＊＊
以上、
くまちゃんのひたむきで秀逸な振り返りと
講師ともちゃんの神コメントでした。
この一連のやりとりを聞いて、
私はすごく救われたんですよね。
ともちゃんは今回のように
「失敗は当たり前、次に活かせばOK！
ありたい姿に向かって
行動していくことが大事」
みたいな言葉でよく励ましてくれます。
それが、ものすごく心強くて。
「こっちに進んだらいいんだよ」って
灯台のように常に照らしてくれる感じ。
そもそも、
「親も間違っていいんだ！」
っていうのが目から鱗で。
「親は完璧じゃなきゃいけない」
って無意識の思い込みで
肩に力が入りまくってた自分に気づけたんです。
心の鏡をのぞいたら
バブル期の特大肩パットみたいに
モリモリのガッチガチでびっくり！
そして、
「間違ったらやり直して
その姿も子どもにそのまま見せたらいい」
という、ともちゃんのアドバイスにも
某アンパン男の曲ばりに勇気りんりん！
やり直すことで誠実さも伝わるだろうな、
と感じました。
＊＊＊
さらに印象的だったのは、
くまちゃんが
「しっかり聴くっていうことを
何回かは、できてた」
と言っていたこと。
他の同期メンバーたちの振り返りの中でも
「全部はできなかったけど、
〇〇はできていた」
といった発言が多くみられました。
これ、神親ナビの定番的な考え方で
「できている部分」に注目すること
がとても大切なんですよね。
同期の愉快な仲間たちも
そんな良いクセが自然と身についてきてるんだ、
と実感しました。
＊＊＊
思い返せば、
神親ナビで学ぶ前の私は、
自己嫌悪でウジウジ状態になると
気持ちが浮上するまでに
かなり時間がかかっていた気がします。
だけど、神親ナビで学んだことで
スパーンと一気に視界が開けたみたいに
ものの見え方が変わったんですよね。
心理学やコーチングなどの知識が凝縮された
講座自体がすばらしいのはもちろん、
「仲間と一緒に学んだ」ってことも肝心でした。
落ち込んでいても
「私だけじゃない。みんなもがんばってる！」
って元気が湧いてきて、
今回みたいに講座内の仲間の発言から
ポジティブな方向に思考転換できたり。
自分一人だとすぐに完璧を求めて
「全然できてない……」って全否定しがちだけど、
講師ともちゃんと同期の仲間たちが
「この部分、ちゃんとできてるじゃん！」
と教えてくれたり。
そんな温かく心地の良いコミュニケーションを
実践し合うことで
「できている部分」を見られる目が育ってきて。
すると、自分にも、子どもに対しても
自然と優しい視点が持てるようになって
ゴキゲンでいられる時間が増えていったんです。
【落ち込みイモムシへの自分なりの処方箋】
・いきなり完璧を求めず、
できていること、良い部分に目を向けて
まず自分をほめる、ねぎらう、勇気づける
→できていない部分ばかりを見ると
自己否定がさらに高まり、心がギスギスして
ダメな言動が増える負のスパイラル！
・自分一人でがんばりすぎず、
頼れる人に頼る、相談する
→一人で空回ってドツボにはまるより、
誰かに頼って解決するのも「自立」の一つ。
周りの人の言葉から学べることもいっぱい！
これって
ごく単純なことに感じられるかもしれませんが、
追い込まれると視野が狭くなるし、
思い込みがジャマして
そもそも思い出せなかったりするんですよ。
そして、
こういったことを実際に体験できた今、
改めて、
神親ナビを受ける前の自分に伝えたいですね。
「ノウハウを知りたいだけで
ジャレ合いはいらねぇんだよッ」
とグループ受講に疑問を持っていた一匹狼、
もとい、人見知りでよく吠えるチワワだった私に
「グループ受講スタイルの
神親ナビって
めっちゃいいよ」って！
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神親ナビ 初級講座は
2025年5月の開講で
最終期となるそうです。
少しでも気になっている方は
この最後の機会をお見逃しなく！！
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