【要約】2000万円貯めるための「攻め」と「守り」のお金の図鑑【ねこみち】
今回紹介する内容はねこみちさんの著書『2000万円貯めるための「攻め」と「守り」のお金の図鑑』の一部分です
▪︎攻め:お金を増やすための投資
まず、お金を貯めるための「攻め」の手法について考えてみましょう
「投資」とは、利益を得るためにお金を増やす手段の一つです
現在、日本の銀行の預金金利はほぼゼロに近いため、普通に貯金していてもお金は増えません
例えば、100万円を銀行に預けて2倍にするには、72,000年もかかる計算です
一方、年利4%の投資であれば、18年で2倍にできます
この差は大きいですよね
①投資の本質を理解する
投資は「すぐにお金を使わず、将来のために増やす」ための手段です
しかし、投資にはリスクも伴います
大事なのは、安定した収益を得るために「長期的な視点」を持つことです
例えば、毎月の積立投資を行うことで、複利の力を活用し、時間が経つほどお金が増えていく仕組みを利用しましょう
20代であれば、時間を味方につけることができます
②株式投資を始めよう
現在の社会は、会社員として働くだけではお金を増やすのが難しい状況です
なぜなら、企業の利益の大部分は株主に還元され、社員の給与としてはあまり反映されないからです
株式投資を始めることで、あなたも「株主」として利益を得ることができます
積立NISAなどの非課税制度を活用すれば、税金の負担を減らして効率よく資産を増やせます
▪︎守り:無駄を減らして資産を守る
次に、貯金を効率よく増やすための「守り」の戦略について考えます
節約は一見地味ですが、効果的な方法を知ることで大きな違いを生むことができます
①固定費の見直し
毎月の支出の中で大きな割合を占めるのが「固定費」です
例えば、スマホ代、保険料、サブスクリプションサービスなどは見直すことで、意外と大きな節約が可能です
特に、格安SIMに切り替えたり、不要な保険を解約するだけでも、年間数万円の節約につながります
②節約しすぎないことも大切
節約ばかりに気を取られると、ストレスが溜まり、生活の質が下がることもあります
無理に我慢せず、必要な支出にはお金を使うことも重要です。お金を貯めるのは将来のためですが、現在の自分も大切にしましょう
▪︎賢いお金の増やし方:積立NISAとiDeCoの活用
政府が推奨している「貯蓄から投資へ」の流れを取り入れ、積立NISAやiDeCoといった非課税制度を活用しましょう
これらの制度を利用することで、通常であれば課される約20%の税金を免除することができ、効率的に資産を増やすことが可能です
①積立NISAのメリット
積立NISAでは、年間40万円までの積立が非課税で行えます
月に約3万3千円を投資すれば、30年間で約2,500万円に達する可能性があります(年利4%の場合)
この間に得られる利益も非課税のため、税金で損をすることがありません
②2024年からの新NISA制度
2024年から新NISAが始まり、制度が大幅に拡充されます
新制度では年間の積立額が増え、非課税の投資枠も拡大されます
若いうちから始めることで、複利の恩恵を最大限に活用できるので、20代の今こそ始める絶好のチャンスです
▪︎【まとめ】節約して投資でお金を増やしていきましょう
2000万円を貯めるためには、単に「節約」するだけでなく、「投資」でお金を増やすことが鍵となります
「攻め」と「守り」をバランスよく取り入れ、若いうちから少しずつでも資産を増やしていくことが大切です
今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ一歩を踏み出してみてください
これからの人生、豊かにするために、今から行動していきましょう
おすすめアクションプラン
ネット証券で口座を開設し、積立NISAで投資をスタート
固定費の見直しをして、無駄な支出を削減
長期的な視点で投資を行い、複利効果を最大限に活用
このように、お金を「攻め」と「守り」の視点で管理し、2000万円の貯蓄を達成するための計画を立てましょう
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