頑張りすぎて疲れた脳を回復させる3つのコツ
①新しいことを学ぶ
脳を回復させる鍵を握るのが『神経可塑性』という能力です
例えば、脳梗塞で指を動かす脳領域が損なわれた場合、リハビリを実施することで神経可塑的変化を誘導して失われた機能を取り戻せる場合があります
つまり、神経可塑性を促進することで脳が損傷しても回復を促せるということ人あります
燃え尽きた脳を回復させるために『新しいことを学ぶ』ということはとても効果的です
常に新しいことを勉強することで私たちの神経回路は変化しやすい状態になります
学ぶのは、仕事以外のことでも構いません
②報酬システムを作る
新しいことを始めようといざ決意しても『やっぱりやる気が湧かない』という人も少なくありません
そんなときは『報酬システム』つまりやる気を起こす仕組みを作りましょう
例えば、資格の勉強をしたいのに行動に移すことができなければ、お気に入りのカフェで美味しいラテを飲みながら勉強したりしましょう
ダイエットを始めたいのにジムに行くのが億劫な人はランニングマシンで走っている最中はタブレットで好きなドラマを観てみましょう
③ボーッと何もしない
考え事などから意識を背けたり、空想したりすることは脳にとても良く記憶力や認知機能、ワーキング・クリエイティビティなどにこう影響を与えることがあります
例えば、神経科学者であるアリエル・タンビニさんの研究によると被験者に2枚の写真を暗記してもらった直後にボーッとする時間を設けた結果、脳の複数箇所が活性化して記憶力が強まることが判明しました
いつも緊張感を高く持って考えことをするよりも息抜きをとって放心する時間を意識的に作る方が脳にとってとてもいいということです
『やる気がなかなか出ない』『仕事が憂鬱だ』と頑張りすぎて燃え尽きそうになっている時はボーッとして脳を回復させていきましょう