Baumkuchen hole in the fantasy
生クリームにする?ソフトクリームにする?
バームクーヘンって、コンビニでもスーパーでも買えますけど、ちょっと前までって少し特別なお菓子じゃなかったですか!?
それは宗田の育ちの影響もあるかもしれませんが、
なんかバームクーヘンってすこし少し特別な感じしてるんですよね。
子供のころ、柳月というお菓子やさんの「三方六」というバームクーヘンを十字に四分割して、外側に白樺を模したチョコレートでコーティングされているお菓子があって、それには小さいノコギリがついていて、好きな大きさにして食べるということが、子供のなかでは特別なことだったんですよね~!
しかも買ってもらうというよりは、お土産にもらうとか祖父母の家とか祖祖母の家に遊びにいったときに食べるという感じのなかなかお目にかかれないお菓子だったので、大人になった今でも「三方六」は特別な存在なんですよね!
今は小割タイプが発売されていたり、箱で販売されているものもあらかじめ食べやすいサイズに切られていますが、あれは切って食べるってことが特別な気がしているんですよね。
と、なぜバームクーヘンの話をしたかといえば、
今日、3月4日はバームクーヘンの日だからです。
1919年、ドイツ人捕虜として日本にやってきていた、
カール・ユーハイムさんが広島物産陳列会館―現在の原爆ドームで行われた展示即売会において、バームクーヘンを出店したことが、日本のバームクーヘンの始まりだといわれています。
このカール・ユーハイムさんが作った会社が、あのバームクーヘンで有名なユーハイムになります。
日本のバームクーヘンの始まりは広島からなんですね~!
バームクーヘンの発祥自体はカールさんがドイツ人であることを考えれば、ドイツだとわかりますよね。
そして、バームクーヘンという言葉ももちろんドイツ語です。バーム→「木」、クーヘン→「ケーキ」で、バームクーヘン→「木のケーキ」。
断面が年輪に見えることで木の感じがありますね~!
年輪には幸せを重ねるという意味もあって、ドイツでは、森の妖精が作ったお菓子とも呼ばれているようです。
冒頭に書いた宗田のエピソードというわけではありませんが、ドイツでは日本ほどにメジャー(有名)なお菓子ではないんですって!
バームクーヘン自体があんまり有名なではないことのほかに、「お菓子の王様」といわれていて、一般の人が買うことが出来るお菓子ではなく、職人だったり資格を持った人だけが作れる高級菓子のため、クリスマスだったり、プレゼントとしてイベントごとにしか買えないようなものだとされています。
時々、トゲトゲのバームクーヘンを見たりしませんか!?輪の直径はバームクーヘンより小さめだったり、すごい大きかったり、輪っかに切られていなくて、なんか盆栽くらいの大きさだったり、めちゃくちゃタワーみたいだったりするアレです。
それはもしかしたら、バームクーヘンじゃなくて、
「シャコティス」かもしれないですね!
(トゲトゲのバームクーヘンもあるので、断言はできませんが)
ポーランドとかリトアニアあたりで発祥のようなんですが、バームクーヘンの起源だともいわれているお菓子で、こちらも特別なときに食べるお菓子のようです!
作り方はバームクーヘンが垂れないようにゆっくり回し続けるとは逆で、速く回すことで垂れるように作るのが特徴のようです。
どちらにせよ、バームクーヘンはやっぱり特別なお菓子のようですね。
そう考えると日本のバームクーヘンは、普及しまくっている結果として、買いやすい環境、食べやすい環境にあるんですね!
となるとスーパーやコンビニで買えることはいいことなんですね!
なんか書いているうちに口がバームクーヘンの口になってきたので、買ってきま~す!
本日、3月4日はバームクーヘンの日です!
皆さんはバームクーヘンに合わせる飲み物はなんですか?
あっ、忘れてた!
バームクーヘンの穴に何を入れます!?
生クリーム?ソフトクリーム?もっと違うのにしちゃいますか!?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。