【夢はねこ博士】ユニアムを支えるねこ獣医師👩⚕️
こんにちは!
ユニアムのフード診断監修をしている、獣医師の竹田です!
今回は、ユニアムを創る獣医師の一人として、
ユニアムにかける想いをお伝えできればと思います。
ユニアムは、遊びゴコロ溢れる世界観や、ねこ好きの心がくすぐられるデザイン性で、見ているだけで楽しくなりますが、
獣医師や栄養管理士もチームの一員となり、ねこを科学的にも分析しているのです。
どうしたらねこのことを分かりやすく伝えられるか、もっとニンゲンとねこが近い存在になれるのか、丁寧に時間をかけながら、フード診断監修をしていきました!
現在は、気の強いミケ猫Jewel(ジュエル)とアメリカで暮らしながら、ユニアムに携わっています。
1. わたしから見たユニアム
🐈 日本初のねこ専門フレッシュフードブランド
🐈 ねこのために考え尽くされたフード
🐈 可愛くて遊びゴコロ溢れるデザイン
🐈 ねこ好きなら共感できるキャッチコピー
・・・
こうしたユニアムを形作る全てに、私はとてもワクワクしています。
👉ユニアムはねこを愛するチーム
一見、「デザインが可愛くて遊びゴコロたっぷりのブランド」に見えるかもしれません。
けれど、ただの猫狂いの集まり、ではなく、
ユニアムは、しっかりとねこたちの将来を考えているニンゲンの集まりです。
獣医師やペット栄養管理士をはじめとした専門家はもちろん、デザイナーやSNS担当に至るまで、ユニアムにはねこを愛する人しかいません。
そこに、ユニアムのこだわりを強く感じます。
👉フレッシュフードとは
日本ではフレッシュフードがまだ身近ではありませんが、米国では既に数十のフレッシュフードブランドが存在し、その数は年々増加。ペットフード市場の10%を超えるほどの急成長を見せています。
また、私たちが普段食材を買うような幾つかの大型スーパーでも、ニンゲンの食材と並んでフレッシュフードを手に取ることもでき、すでに市民権を得ています。
フレッシュフードとは、新鮮で信頼できるお肉・お魚・野菜といった食材のみを使用して作られた、栄養バランスのとれたごはんです。
フレッシュフードは従来のごはんと比べ消化率が格段に良く、
ねこの寿命に関する要因解析研究でも、
・「ペットフードと比較し、手作り調理は長寿へ有意に関与する」
(Satoko K et al., 2001)
といった研究結果や、
犬の研究にはなりますが、
・「肥満気味な犬の中性脂肪を減らし、腸内細菌の活性を調整する」 (Thunyaporn P et al., 2022)
・「犬の膀胱の移行上皮癌の進行を抑える可能性がある」
(Malathi R et al., 2005)
などの医学論文が発表されています。
もし日々の食事を変えるだけで、愛猫と長くいる時間が増えるなら…
合成添加物たっぷりのオヤツを良質なごはんに変えるだけで病気が防げるなら…
ユニアムのフレッシュフードがねこの将来を変えるかもしれません。
ちょっとワクワクしませんか?
2. ユニアムにジョインしたきっかけ
きっかけは、ユニアム立ち上げ期に杉本(大学同期でユニアムの代表)とランチに行ったとき。数時間にも及び、猫愛について語られたことです。
元々大学の同級生であり、卒業してからもちょこちょこ連絡を取り合う仲でした。わたしは動物病院で、杉本は企業で、それぞれバリバリと働いており、お互いの仕事を尊敬しつつもちょっと違う世界にいる気がしていました。
しかし、ある日会社を辞めて、ねこのためのフレッシュフードの会社を立ち上げる話の背景を聞き、元々cat personだったわたしは、杉本の溢れる猫愛に感激して吸い込まれました。
それに加え、
・獣医師になっても臨床獣医師として働き続けられる人が意外と少ないこと
・再就職先が限られること
・獣医師と飼い主さんとの距離感
など、あまり一般的には知られていない獣医業界における課題や、
飼い主目線での獣医との関わり方についても目を留めていて、
獣医師として、とても共感しました。
ユニアムをきっかけに、もっと飼い主さんが獣医師へ気軽にアクセスできたら、そして、ねこの未来の健康や獣医師の可能性・裾野を広げられたら…。
その一助になれたらと願い、私もユニアムの一員として、獣医師の視点を活かしながら、邁進していきたいと思っています。
3. 獣医師になるまで
ここで少し、私自身の経歴についてもお話ししたいと思います。
私は物心がついた頃には、既に大のねこ好きでした。
5歳の時の夢 → ねこを飼うこと
10歳の時の夢 → ねこ博士になること(!)
12歳の時の夢 → 獣医師になること
といった感じで、生涯を通してねこのことばかり考えていました。
7歳の誕生日に念願のシマシマのねこ(リリー)が家に来ました。
ある日わたしが弟と兄弟げんかをして玄関で泣いていると、リリーが心配して近付いてきて。その時、動物は言葉を話さなくても人間の気持ちや状況がよく分かり、なにか手を差し伸べてくれているように感じました。
いつしかリリーが辛い時はわたしが側にいてあげたい、ねこ博士になりたい、獣医師になりたい、と次第に思うようになりました。
獣医学科を卒業してからは、東京大学附属の動物病院で研修医として臨床と研究に明け暮れ、その後は地元の動物病院と二次診療施設で獣医師として働く日々。
現在はアメリカの動物病院でボランティアをしつつ、米国獣医師になる為に保護猫Jewelと目下勉強中です。
今でもユニアムを通して日本のねこたちと繋がることができて、とても嬉しく思っています!
4. ユニアムにおける獣医師視点のこだわり
👉獣医師としての役割
ユニアムは、ねこ愛と飼い主愛のつまったブランドです。
ねこのために。
というのはもちろん、
ねことその飼い主さんもHappyにしたいという想いが、たくさん込められています。
獣医師として診察をしているとき、
わたしの役割はいつも、
・猫の気持ちや病態を代弁して、飼い主に伝える仲介者
・愛猫と飼い主さんとの時間が幸せになるようなサポーター
だと思っています。
ユニアムでも、
・ねこの健康や食事の大切さといった医学的知識
・フード診断やユニアムのコンテンツを通して、愛猫のことをもっと近くに感じられる幸せ
が伝えられるよう意識しています。
👉遊びゴコロを忘れずに
とはいえ、小難しい情報はなかなか理解するのに時間がかかったり、そもそも分かりづらかったりすることもしばしば。
だからこそユニアムでは、楽しみながら学んだり理解することができるようなコミュニケーションにこだわっています。
例えば、ねこの気持ちを飼い主に伝える「ねこ専用ページ」。
個人的にこのページ、たまりません…!
とても好きなページであり、
こうした遊びゴコロが、ユニアムを好きな理由の一つでもあります。
これだけ価値観が多様化した時代。
ねこが読むための、ねこ専用ページがあっても良いですよね!
ただの賑やかしとしてではなく、しっかりねこ目線で大切な知識や情報を伝えるメッセージは、飼い主としても心を打たれます。
メンバー全員がねこと暮らしていて、
それぞれの領域でのプロフェッショナルでありながら、皆さまと同じ、ねこを愛する飼い主でもある。
ねこを愛しているメンバーしかいないからこそ、
安心感があり、共感もできる。
ユニアムは、そんな猫愛が伝染していくブランドだと思います。
5. 獣医師としての目標
最後に、獣医師としての夢について。
私は、飼い主さんとねこたちに、最初から最期まで寄り添える獣医師になりたいと思っています。
「獣医師=病気になって初めて出会う人」
ではなく、
「些細な悩みも相談できるような、健康をサポートできるような、
もっと飼い主さん・ねこと近い存在」になりたい。
もちろんそのためには、病気に対する知識や最新の医療技術といった日々の勉強は欠かせません。
ねこからすると、診察の時に注射を打つ怖い人かもしれませんが、
気持ちはみなさんと同じ、ねこの飼い主の一人であり
家ではJewelをずっと触っていないと気が済まないほど、
ねこを心から愛しています。
病気になってからではなく、
病院に来る前の健康なねこたちにもアプローチできたら。
毎日の健康のことや食事の大切さなど、
飼い主さんが感じる些細な不安に寄り添えたら。
ユニアムを通して、飼い主さんたちの想いに寄り添いながら、
獣医師としての可能性も広げていきたい、と思っています。
長くなりましたが、
少しでも、ユニアムを身近に感じていただけたら幸いです。
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ユニアムにかける想いを赤裸々に綴っています😺
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