泣きたい気持ち。
最近
泣くことに触れた記事が良く目にとまる。
ちいかわのなかで語られる、ほめられリボンにまつわる話。
泣くことをガマンすると男がダメになる話。
雨の浜辺を撮影していたら泣きたくなってきた話。
今、泣きたい気持ちではないのだが
「泣くことはとても気持ち良い」
ことは知っている。
それとは別に
最近、ちょっとしたことで涙ぐむことが増えた
齢を重ねたせいにしよう。
雨の降る夕暮れ
だれもいない四角い部屋
泣こうと思っても泣けやしない。
むしろ
とんでもなく突き抜けた晴天
吐息のような風
これ以上の倖せはないはずのに
無性に泣きたくなる。
涙はでない
泣きたい気持ちに耽って
ひとり楽しむ。
「雲を浮かべた瞳の・・・」
このフレーズが好きで
いつか使おうと思っていたが
まだ使えないままでいる。