心をも 掴む 早ワザ ~今、七人の侍を観る~②
邦画「七人の侍」('54)を観た、お話の続きです。
これは戦国末期の寒村を舞台に、盗賊野武士に苦しむ村人が7人の「浪人侍」をスカウトして、村を守り抜く物語です。
その中で、村人の誘い乗った侍たちが、ようやく村へ入るシーンが印象的でした。
到着した彼らを誰ひとり歓迎に出迎えるわけでもなく、村は息をひそめています。
どうやら村人たちは外敵から守る役目を侍に期待する一方で、
「乱暴狼藉を働くのでは?愛娘を手籠めにされるのでは?」
など、内に害をなす存在として警戒しているようで