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中小企業のDX化に欠かせないポイントは三つ

日頃、地元の中小企業支援に関わることがあるのですが、DX関連の相談では、主に「商業・サービス業系」の業種から「販売促進」分野の課題が多く寄せられています。

・SNSで販促活動を始めたいが、どのツールを使うべきか?
・SNSを始めてみたが、効果の測定方法がわからない

などの相談が多数を占めており、さらに一歩進んだAIの利活用については、まだまだ手探り状態のようです。

一方で、今のところ相談数の少ない中小の「製造業系」でもAIを活用できるシーンは十分にありますし、すでに実用化された取り組みもあります。
たとえば

・品質検査の精度向上
・需要予測と在庫の最適化
・設備の常時監視と予知保全
・生産計画の最適化
・熟練技能の伝承

など、製造業ならではのテーマがAI導入に向いていると言われてます。

先日、ITの専門家から、中小企業が取り組むDX化について「三つの成功原則」なるものを聞きました。
もちろんAIの導入もこの範疇に含まれますので、以下にご紹介します。

  • 社長の強いリーダシップのもと、適切な投資がされている
    …タダではムリです

  • 自社内に専任のIT担当者を置いている
    …兼務でも良いので

  • 計画時点で、明確なゴールが設定されている
    …とにかく導入ありきはダメ

ということは、そうではないケースも多かった…ということなのでしょう。

さて、貴社が考えているDX化計画はいかがでしょうか?
焦ってITベンダーに駆け込むより、まずは商工会議所など地元の支援窓口に相談してみるもの手ですよ。
各相談機関・専門家と連携をとって、課題や問題点を切り分け、必要なDX化の橋渡しをお手伝いしてくれます。

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