【梅雨の湿度と眠りの質】
Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!
・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!
前回は、寝付きの悪さにつながる足の冷えについてお伝えしました!今回は、湿度による睡眠への影響について考えていきます!
湿度が睡眠に与える影響
これからの時期、梅雨前線が活発になってジメジメした気候が多くなります。カラッと晴れた夏の気候のほうが、湿度が高い梅雨の時期の方が体感としても暑く感じることがあると思います。蒸し暑くて眠れない日は湿度のコントロールが重要です。
湿度が高いということは、空気中の水分量が多くなるため、熱放散の効率が悪く深部体温を下げにくくなってしまいます。これにより、深部体温リズムが働きにくく、眠りの質が低下してしまう可能性があります。そして、体温が下がってからは多くの水分に身体がさらされることになるため、冷えすぎてしまう可能性があります。それによって、起床時に疲労感が残っていたり、足のだるさを感じたりすることがあります。
冬とは真逆の湿度対策
湿度には、相対湿度と絶対湿度の2種類ありますが、気温が高い夏は冬に比べて空気中の水分量を多く蓄えられるようになるため、同じ50%の相対湿度でも絶対湿度が多くなります。そのため、冬に気温を上げるには、まず湿度を高めることが重要ですが、夏に室温を下げるためには、まず湿度を下げるのが効率的です。
エアコンを使用する場合は除湿機能を使用してから冷房をかけるようにしましょう。そして、身体が直接空気にさらされないように、掛け布団や薄手のタオルケットは全身覆うようにかけてください!
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