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【睡眠の質を下げる夜間低血糖】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、睡眠構造の加齢変化についてついてお伝えしました!今回は、健常な人にも起こりうる夜間低血糖について考えていきます!

健常人にも起こる夜間低血糖

低血糖と聞くと、糖尿病の人の話と思われがちですが、程度は違えど健常人にも起こりうる現象です。以下に当てはまる項目があればそれは夜間低血糖の影響かも知れません。

□ 寝汗や歯ぎしり、悪夢を見るなど、睡眠の質が悪い
□ 寝る前に何か食べないと眠れないことがある
□ 午後3~4時ごろにだるさや眠気、集中力の低下を感じる
□ 朝起きたとき、頭痛や肩こり、疲労感などがある

これらの症状は、血糖値が乱高下することにより起こりうる症状です。例えば、就寝前からインスリンが過度に働いて血糖値が急激に下がると、血糖値を上げるためにアドレナリンやコルチゾールなどのホルモンが分泌されます。それにより交感神経が興奮して寝汗や歯ぎしり、悪夢を引き起こすとされています。

血糖値を乱高下させない工夫

正常では、就寝中はインスリン拮抗ホルモンが夜間から早朝にかけて分泌されており、インスリンの分泌とバランスを取ることで血糖値を安定させています。そのため、内分泌系の病態を持っていない限りはインスリンの過剰分泌が夜間および就寝中に起こさない生活習慣が重要です。

就寝3時間前や21時以降の糖質摂取を控えること、これは糖質を含むチューハイやビールも同じです。水分による糖質摂取の方が吸収が早い分、血糖値は上昇しやすくなってしまいます。夕食に糖質を摂りすぎている場合は、糖質量を少なくする必要もあります。また寝る前にお腹が空いて眠れない時は、ヨーグルトやホットミルクなど糖質が少なく消化にやさしいものを食べるようにしましょう!

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