【中医学】内臓のむくみから便秘・生理痛・消化不良
【質問】
内臓がむくむとはどういうことですか?
【結論】
手足や顔がむくむように内臓もむくみます。
内臓のむくみにより様々な病気が発生します。
✅1)むくみの概念
西洋医学では、むくみが多いと利尿剤を服用することがあります。
しかし、少しのむくみは、重要視されません。
手足や顔のむくみは、目に見えてわかりやすいですが、同じように内臓もむくみます。
むくみはどこにでも発生し、様々な病気を引き起こします。
✅2)長年のむくみはゼリー化する
長期間むくみが停滞する下半身は、特に老廃物(糖質や動物性脂肪)がたまりやすく、冷えによりゼリー化します。
室内で液体のオイルも冷蔵庫に入れると固まるように、長年混ぜることなく停滞した下半身の水分は、ラードのように固形化します。
自然界で起こっていることと体の中で起こっていることは同じです。
✅3)内臓のむくみから起こる病気
内臓脂肪は有名ですが、痩せた女性でも内臓のむくみはあります。
特に女性は、むくみやすいので、内臓のむくみがゼリー化しないためにもお腹のマッサージは必要です。
・便秘
・生理痛やPMS、生理不順、子宮筋腫、排卵困難
・消化不良
・動悸、息切れ
そして、内臓のむくみにより頭に熱や水分がこもるようになると、頭痛や耳鳴り、ドライアイなどの様々な症状が頭部にあらわれます。
これらの症状を全て薬で解決しようとすると薬がどんどん増えるというわけです。
でも、原因はむくみなので、むくみをとってあげれば解決するのです。
以上、参考になれば嬉しいです。
体は繋がっているので、原因をきちんと解決すれば病気は怖くないのです。
【プロフィール】
外食、薬大好きだった高齢出産4児の母が、中医学と西洋医学の二刀流で、時短・高コスパの見ため年齢−20歳の美容健康法を伝えます。
このブログは、美容健康インストラクター、教育者、医療従事者向けです。
生徒さんからの健康相談やご家族・ペットの健康管理に、中医学の基礎知識をぜひ活用して、健康を守ってください。
👉やすこは、イマナカ中医師の薬剤師コース1期生です
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