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「新年度のはじまり」に読んでみた
いよいよ新年度はがじまった。
3月までにやろうと決めていたことはなんとか達成できた。HP作りもその一つ。
そしていよいよ新年度スタート!
今年度から始めることがある。とはいえ、走りに走った前年度、ここからどんなふうに気持ちを切り替えていこうか、昨日は少し落ち着いて考えてみた。
モチベーションの高さが気になる
取り出したのがこの『リーダーの仮面』。
この本には、企業向けの思考法が書かれている。
この本を引っ張り出したのは、先のWBCで大活躍された大谷選手のことが気になっていたから。
彼のあのモチベーション、いったいどうやってキープされているのだろう?そんなことがずっと気になっていた。
大谷選手は皆でワイワイと外食することはないという。記憶違いでなければ、血液検査で不足している栄養素を確認して食事を摂るという。
それでもWBCでも、エンゼルスでも、大谷選手はチームメートとかなり仲がよさそう。
スーパースターだから別格なのだろうか?
モチベーションとテンション
で、読み進めていくと幾度も大谷選手の顔が浮かんでくる。
WBCでは彼がいるだけでチーム全体のレベルが上がっていくのがわかった。その影響力がいかに強いかを一番自覚していたのは、きっと彼自身だったはず。
だからこそ、大谷選手の落ち着いていて、やる気に満ちていたあのブレのなさが気になっていた。
すると、この本に、こんなことが書かれている。
上がったテンションは必ず下がるようにできている
と。
なるほど、ごもっとも。
ならば、彼はテンションを上げていなかったのだろうか?
感情は横に置いておく
読み進めていくと、やはり大谷選手の行動が思い出される。
そこには、
仕事をする際に感情を出していいのは「結果が出たあと」。逆にいちばん感情をだしてはいけないのはスタートからゴールのあいだ。仕事をはじめる前や、仕事をしている途中に余計な感情を持ち込まない。
とある。
仕事をしていて感動するのは、試行錯誤して、失敗してもやり直し、最後に成果が出たとき。
そのとき人は感動するという。
ところがやりがちなのが、モチベーションを上げるために、決起会や飲み会などに繰り出すこと。
もちろん誘うのはリーダー。何とか気持ちを一つにしたいと思うから。
けれど、一時的に感情が上がっても、上がった感情はかならず下がる。
だから平常心で淡々と成果を出す方がはるかに大事だという。
行動すべし
モチベーションの維持、これはもう大谷選手を見習いたい。淡々と前を向いて進んでいくことの大切さを彼は教えてくれた。
とはいえ、わたし自身はフリーランス。そんな人向けにこんなことが書かれている。
起業のセミナーに通って気づけば5年起業していなかったという人がいる。笑い話のようだけれど、そんなことならきっとある。
わたし自身はセミナーに参加したことはないけれど、起業しようかやめておこうか2年程迷った。今思うともったいない時間だった。
人は経験と共にしか変わらない、知識を増やすだけでは本質的な変化にはつながらない
とある。
今ならこれがわかる。
このやり方では駄目だと気づけたのは動いたから。
経験から学ぶことは実に多い。
おわりに
今朝はなんだかワクワクと気持ちが浮き立った。あちらこちらに花が咲き気持ちのいい朝、5時過ぎに10分ほど散歩して、7時過ぎにもう一度15分ほど散歩した。2度も散歩するなんて初めて。これはテンションの高さ?
それでも今年度は大谷選手のように一喜一憂することなく淡々と歩を進めたい。そう、モチベーションを維持して着実に進んでいきたい。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。