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あなたは何で癒されますか?わたしは声です

近頃、たくさんの方が記事を読んで下さるようになり嬉しい限り。

わたしは女性の周りで起こっている色々なことを、少しでも多くの方に知ってもらいたい、そして一緒に考えてほしい、そんなちょと本気な思いを抱えてここnoteにやってきています。

そして、きょうは少し思うことを。


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これからの課題


きっと誰にも課題があるはず。わたしの課題は、扱うテーマがワクワクするような内容ではないということ。

もちろん、なるべく数字少なめ、表もグラフも使わず、やわらかい言葉で、そんなことを心掛けながら書いてはいるのですが…そもそもテーマが面白みに欠けるというウイークポイントがありまして。そう、以前のわたしなら、きっと立ち止まらなかっただろう、そんなテーマばかりを書いているのです。

ですから、ここnoteへやってきて十分過ぎるほどわかったこと、

それは、伝えることは簡単じゃないということ。

実に難しい、そう思うようになりました。


ただそれでも、時に偶然、だれかが足をとめてくれることがあります。

初めてコメントを下さった方のことは今でも鮮明に覚えています。ずっと働いてこられた方。その方が、働くことについてコメントをくださり、それから、一人、また一人と立ち寄って下さる方が増えていきました。

そんな時から思うようになったのです。今はまだ出会えていないけれど、このnoteには言葉を届けたい人がたくさん居るんじゃないかと。

平凡な日々を送っているようにみえるけれど、それでも、生きるために、暮らしを支えるために、自分の人生を輝かせるために働く人、働きたいと考えている人、そんな人が沢山いるはずだと。

それはもう最大の発見でした。

noteにやってこなければ分からなかったこと。

ならば、その人たちへ届くような工夫をしなければ、そう考えるようになりました。

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ちょっと早いけれど、小さな夢


そして今、惹かれはじめていることがあります。

それは、クタクタにくたびれ、もう夕食の支度にとりかかる気力すらなかったある日の夕方取った小さな行動、それが気づきに…

その日、わたしは疲れた体を引きずるようにキッチンへ向かいました。スマホを手に。ラジオ、noteの音声配信が聴きたくなったのです。

選んだのは、語りの柔らかさと、そのリズムが心地よいMapleさんの声。すると、その明るい知的な声にグーと癒されはじめます。それから、出版された英語の絵本を歌うように読みはじめた彼女につられて、お野菜を切りながら、ピタリとついて発話している自分がいるのです。英語は今はすっかりご無沙汰ですが、それでもいつの間にかそのリズムと声に引き寄せられてシャドーイングしていたのです。

その日のMapleさんのお話しは、身の周りのちょっとした出来事が中心。きっと、だからこそ親しい友が台所の壁にもたれて話しかけているような、そんな気楽さを与えてくれたのでしょう。noteのお知り合い、たったそれだけの繋がりですが、そこには仲のいい友とお喋りしているような安心感がありました(もちろんただのお知り合い。片思いですね)。


そして、こんなことも。

noteのサークルでお世話になっている髙岸さんが、一人の歌い手さんを紹介されていました。それはハワイにお住いの對馬健太郎さん。友達なのだそう。その歌声をたまたま耳にして、力強いけれど、どこまでも透き通る美しいその声にすっかり心を奪われてしまったのです。


声の力

一人でも多くの方に、働くことについて考えてもらいたい、その方法はないものか、そんなことをずっと考えながらnoteと向き合ってきました。働くことをさらに身近な事として感じてもらえる方法。

それが、語りかけることでした。

いまはどんどん音声配信にチャレンジされる方が増えています。聞いていると簡単そうですが、それでも自分が…と思うと、途端に高い壁を感じてしまいまいます。それでも、語るように、寄り添うように語りかけてみたい、そんな夢が育ちはじめています。声には人を安心させ惹きつけ、互いの距離をグッと縮めてくれる不思議な力があります。癒しの力も。そんな気がするのです。

忙しい日々を送る女性たち。そんな人たちに、いつかスーと心にタッチできるような語りを届けたい。ちょっと複雑で面倒な労働問題や社会問題を気軽におしゃべりして一緒に語り合い、こぼしあい、そして考えてみたい。そんな日がきたらどんなに素敵かと、そんなことを思っています。聞いてもらうのは、電車の中や台所や公園。

今はまだ夢の段階。けれど、ここに記したことで、きっとそれが叶う日が来るはず、そんな気がしています。


*イラストは、みんなのフォトギャラリー、モリコハルさんよりお借りしています。素敵なイラスト、ありがとうございます!

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