探究学舎のおかげで小2娘がフランスの歴史に興味を持ちました ①
先日、探求学舎の授業「世界史シリーズ 革命動乱編」第一回目を受講しました。
探究学舎は「勉強を教えない塾」というコンセプトのもので、
宇宙・生命・元素・医療・数学・経済・歴史・芸術など様々な分野の中で
おもしろいテーマを設けて授業をしてくれる教室です。
各テーマの授業の初回を無料で行ってくれていて、
娘とzoomなどでよく参加しています。
子どもよりむしろ大人の私の方が
「へー!」となることが多くてとても勉強になります。
「革命動乱編」初回の主人公は
「フリードリヒ大王 vs 女帝マリア・テレジア」でした。
マリア・テレジアって「ベルばら」に出てきた
ちょいぽちゃの
アントワネットの母ちゃんやったよな
ぐらいの認識しかなかった私。
プロイセンのフリードリヒ大王とこんなに何度も何年も
因縁の戦いをしてきたすごい人とは知りませんでした。
娘の方はというと、同じ女性であるマリア・テレジアの方に完全に肩入れ。
騎馬民族ハンガリー人に女王であることを認めさせるため
乗馬の訓練をし、馬にまたがってさっそうとハンガリー王国に乗り込み
女王であることを宣言した、ということが紹介され
「かっこいい!」と感動していましたが
私は「え・・・産後すぐ馬?
骨盤グラグラなのに考えただけで怖すぎる・・・ちゃんとトコちゃんベルト的なのやってたんやろか・・・」
「子ども16人出産・・・フィジカルから異次元すぎる・・・」
「え、父親死んで急に王になったの?まだ23歳で
長女も急に亡くなったあとでしかも
3歳1歳0歳育児中(かつ妊娠中?)メンタルどうなってんねん」
と違う方向から疑問と尊敬が止まりませんでした。
そこで娘がマリア・テレジアに興味を持ったみたいなので
歴史漫画を借りてみました。
イラストもかわいいですが
肖像画もとてもきれいなので
実際も美人だったみたいです。
漫画中でこの時代には珍しく夫とは恋愛結婚だったとあって
なるほど美人だもんな~と勝手に納得
また作中に
マリー・アントワネットが出てくるのですが、
娘に「この人は歴史の中でめちゃくちゃ有名人だよ」「なんと最後ギロチンで首はねられて死んじゃうんだよ」と雑な説明をすると、「え・・・なんで?この人の漫画ある?読みたい」と言われ、またまた探す母。
ここで気づいたのですが
マリー・アントワネットの生涯を描いた子ども向け伝記漫画は
たくさんあれど
けっこう評価が割れるレビューも多く。
なんでかなあと思うと、
きっとこれは
アントワネットの史実上重要な点というのは
あくまで「フランス革命に翻弄された王妃」という部分であって
他の偉人のようになにかを成し遂げたり、といったわけではなくて。
(違ってたらすみません)
だけど、子ども向けの伝記にする上ではやはり
「遊び惚けて散財した」部分なんかをメインに置くわけにはいかなくて、
遊んだりしてる部分はさらっと。
その後全般的に出産・育児を経て理想的な母親になっているような感じにまとまっていて。
そこが事実と違うんじゃないか、史実と合ってない、みたいな評価がいろんな伝記漫画のレビューでけっこう見られました。
子ども向けの伝記にするには
なかなか表現が難しいんだろうなー。
迷いましたが、タイミングよく借りられたこちらがイラストも
かわいくストーリーも読みやすそうでした。
そこでタイミングよくパリオリンピックが開幕。
しかも
オリンピック開会式での
アントワネットのギロチンパフォーマンスが話題になります。
長くなってきたので次回に^^