umi

福岡市で8歳・3歳の子育て中。元博物館職員。子どもとの日々で忘れたくない大切なことを記録したくてnoteを始めました。子育て、子どもとの遊び、アートについてなど。

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親子で深読み「ぐりとぐら」

子どもたちと、たまーに 「一冊の絵本を、すみからすみまでじっくり読んでみる」遊びを するのですが これがなかなかおもしろかったりします。 今回は「ぐりとぐら」を読みました。 8歳の娘は小さいときから何度も何度も読んでいて 一見、新しい発見なんかなんにもない読書に思えがちなんですが 1ページ1ページじーっくり読んで見ると どんな絵本も 新しい発見が見つかることが多々あるのです。 「ぐりとぐら」は要約すると 野ねずみのぐりとぐらが道ででっかい卵を見つけて 森の中でカステラを

    • 下着をあまり買ってもらえなかった私が、母になる。私の「ランジェリー・ブルース」

      二人出産し、下の弟の授乳を終えて早1年半。 そろそろブラをちゃんとしないといけないなーと思っていたのです。 この度、まず今の正確なサイズを知らなければ、と 苦手意識のあった下着屋さんに行ってきました。 きっかけは、ネットでツルリンゴスターさんの 「ランジェリー・ブルース」を読んだこと。 https://www.lettuceclub.net/news/serial/12962/ ↑ここで結構読めます。 ツルリンゴスターさんの日常漫画のファンで、 ふと目にとまって読んで

      • 用意するのは🍎のみ おうちでなんちゃってアート教室 デッサン編

        以前書いた「小学生 アート教室が2年待ち!ならおうちでやってみよう」で、「小2娘の行きたがったアート教室が 入れるのにまさかの2年待ちだったので  おうちでアート教室っぽいことをしてみることにした」と書きました。 そしてまず「立体編」として、 ワイヤーを使った立体作品を作りましたが、 今回は基本の「平面編」です。 平面編、いわゆる基本のデッサンなので 娘は「え~」とちょっと食いつきが悪いです。 いや、リアルに描いてみたいって言ってたやんけ! 「やりたいことがあるなら やり

        • 図書館で子どもに絵本を選ぶ 8つのポイント

          図書館で本を借りることが好きです。 特に、子どもに絵本を選ぶ作業がとてもワクワクします。 上の子が2歳か3歳くらいから、 なんだかんだここ5年くらいはずっと 図書館に2週間ごとに通っています。 そのかいあって?か、姉弟(8歳・3歳)はわりと本好きになりました。 そこで、 子ども用の絵本(本)をどうやって選ぶかの 自分なりの基準を整理してみました。 図書館の本、絵本はものすごくたくさんあるので、 単純に絵の好みや、あてずっぽうに選ぶと 難解すぎたり、対象年齢が違い過ぎて せ

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        • 図書館で子どもに絵本を選ぶ 8つのポイント

          子どものおもちゃがとられたとき、母はどうすべきか

          昨日、息子がプレで通っている幼稚園で、 息子が同じおもちゃをふたつ持っていました。 おもちゃは赤と青で色違い。 そこへお友達がやってきて、息子が持っていた赤い方のおもちゃを何も言わず取りました。 まだ3歳なので、こんなことはよくあることです。 顔見知りのお母さんがすぐにやってきて、お友達(自分の子供)に、勝手に取らないよ!返そう!と注意してくれました。(とてもいいママさん) でもお友達は返しません。(そりゃそうだよね~) 焦るママさん。 一生懸命返そうとしてくれて、お友達

          子どものおもちゃがとられたとき、母はどうすべきか

          子どもを思う気持ちは「祈り」に似ている

          子どもが生まれてから、 「神様に祈る」という気持ちってこんな感じなのか、 とたまに思ったりする。 子どもを産むまでは、 神に祈ることなんて特になかったし、 神の存在を意識することもなかった。(特にどんな宗教にも興味もないし) 自分のことは自分でするしかないし、 それが努力など以外の何かで変わったりすることがあるとは まるで思えなかった。 ところが、子どもが生まれて 例えば高熱が下がらなくて 夜もちゃんと寝られてないとき、 咳で苦しそうに夜中何度も起きるとき、 室温や服装

          子どもを思う気持ちは「祈り」に似ている

          「ぐりとぐら」のオオカミは何者?

          以前、『親子で深読み「ぐりとぐら」』という記事を書いたのですが、 その中で、 「ぐりとぐら」に出てくるオオカミは カステラが焼きあがるまでの間、お風呂に入ってきたのではないか? と書きました。 カステラ焼きあがる前のオオカミ→毛が黒っぽく、手にタオルと櫛を持っている カステラが焼きあがった後のオオカミ→毛がきれいなグレーになっており、タオルと櫛は持っていない(隠れてて見えないだけかも) ことから、子どもたちとそう推測したのです。 調べてみると、このオオカミは 同じ作者コン

          「ぐりとぐら」のオオカミは何者?

          500円でできる おうちでなんちゃってアート教室 立体編

          前回、「小2娘の行きたがったアート教室が 入れるのにまさかの2年待ちだったので  おうちでアート教室っぽいことをしてみることにした」と書きました。 希望は、 ・立体をつくってみたい(娘) ・予算は500円程度(母) ・ただの粘土とかではなくちょっと難しいもの、 でも難しすぎないもの! というもの。 色々調べた結果、こちらのサイトさんのやっている内容が 今の娘にちょうどいいかも!となり、こちらを参考にやってみることにしました。 参考にさせていただきました。ありがとうご

          500円でできる おうちでなんちゃってアート教室 立体編

          小学生 アート教室が2年待ち!ならおうちでやってみよう

          8歳娘はお絵かきや工作が大好きです。 近所にとってもいい感じのアート教室があって、娘も行きたい!と言ったのですが 人気でまさかの2年待ちとのこと・・・! アート教室って人気あるんだなぁと思いました。 母(私)は美術を学んだ経験があり、 博物館での勤務経験があります。 でも、今まで娘には 絵の描き方や工作の仕方を教えてきたことはあまりありませんでした。 (工作は一緒にやっていたので教えたことになるかも) あまり小さいときから身近でお手本のようなものをずっと見せてしまったら 自

          小学生 アート教室が2年待ち!ならおうちでやってみよう

          下校時の暑さ対策【アイスノンと背中パッド】

          夏休みが明けました。 我が家の小2娘も元気に小学校に登校していってほっとしています。 お盆も過ぎたとはいえ、まだまだ暑い・・・。 昨日は始業式(福岡在住です)で、帰りが12時半と、暑い時間帯まっさかりだったので心配になりました。 朝はまだ大丈夫として、帰りが気になります。 6月頭くらいから、学校から帰ってきてすぐ 顔を真っ赤にして「背中が暑い!」というので見てみたら 背中が汗で蒸れて真っ赤に。 ランドセル蒸れそうだもんなあ・・・重いし・・・ 汗疹になるかも、と思い、いろ

          下校時の暑さ対策【アイスノンと背中パッド】

          探究学舎のおかげで小2娘がフランスの歴史に興味を持ちました ③

          探究学舎とオリンピックのおかげで フランスの歴史に興味を持つようになった小2娘。 オリンピックの表彰式で流れる歌が その人の国の歌、「国歌」ということに気づきました。 「そういえば、フランスの国歌は フランス革命のときに市民軍が王を倒せーって 攻めてるときにみんなでテンション上げるために歌ってた歌で、 内容めっちゃ怖いんだよ」 と「中田敦彦のYouTube大学」で最近得た知識をすかさず娘に披露。 (小2相手なのでめちゃくちゃアホっぽい説明ですみません) 「軍歌」っていう

          探究学舎のおかげで小2娘がフランスの歴史に興味を持ちました ③

          探究学舎のおかげで小2娘がフランスの歴史に興味を持ちました ②

          ①の続き。 ちょうどマリー・アントワネットの伝記漫画を読んでいるころ、 パリオリンピック開会式での アントワネットの生首演出が話題になりました。 ちょうどタイムリーだと思った私は 「こういうのがあったらしいよ!見てみる?」 と娘に話したのですが、娘は怖い・・・と。 そりゃそうかと思い、自分でまず見てみようと 色々録画を探したのですが あんまり見つけられず・・・ようやくちょこっとだけ見ることができました。 ↑NHK公式youtubeで 1分13秒~くらいに少しだけ出てきま

          探究学舎のおかげで小2娘がフランスの歴史に興味を持ちました ②

          探究学舎のおかげで小2娘がフランスの歴史に興味を持ちました ①

          先日、探求学舎の授業「世界史シリーズ 革命動乱編」第一回目を受講しました。 探究学舎は「勉強を教えない塾」というコンセプトのもので、 宇宙・生命・元素・医療・数学・経済・歴史・芸術など様々な分野の中で おもしろいテーマを設けて授業をしてくれる教室です。 各テーマの授業の初回を無料で行ってくれていて、 娘とzoomなどでよく参加しています。 子どもよりむしろ大人の私の方が 「へー!」となることが多くてとても勉強になります。 「革命動乱編」初回の主人公は 「フリードリヒ大王

          探究学舎のおかげで小2娘がフランスの歴史に興味を持ちました ①

          子どものおかげで、「小さな自分」を受け入れられた

          30代になり、 子どもが二人生まれて、 「私って、本当はこんなに小さなことが好きだったんだなぁ」と 思うことが増えました。 というのも、 小さなことが好きなのは、なんかダメなことだと思っていたのです。 わりと小さなころから目標に対しての努力ができたので、 どんどん結果も伴ってきて、 親も期待してきたし、周囲もなんとなくそう思っているだろうと 勝手に気負って、 大きな目標を追うのが自分には似合うと思っていたし 大きな目標でなければ なんとなく自分が価値のない つまらない人間に

          子どものおかげで、「小さな自分」を受け入れられた

          子どもに「世界は私の味方」と思えるように育ってほしい。母である私が心掛けていたこと 2

          1の続きです。 「アドラー心理学」を知り、自分の生い立ちも振り返って 「世界(世の中)は私の味方である」という感覚が 娘のなかで育ってほしいなと思った私。 じゃあ具体的に何をしたのかというと、 とても些細なことなのですが。 毎日の中であった小さな嬉しいこと、幸せなことを たくさん言葉にして娘に伝えていました。 まだ何もしゃべれない娘に向かって、 「今の店員さんとっても親切だったね。ママ助かったよ」 「今の電話対応してくれた人めっちゃ優しかったわ~」 「連絡したらヤマトさん

          子どもに「世界は私の味方」と思えるように育ってほしい。母である私が心掛けていたこと 2

          子どもに「世界は私の味方」と思えるように育ってほしい。母である私が心掛けていたこと

          7年前に長女を出産してから、 子育てする中でひそかに 子どもにこういう感覚が育ってくれたらいいな、というものがあります。 それは、「世界は私の味方である」という感覚です。 この感覚の重要性について自覚したのは アドラー心理学の考え方に基づいた育児書を読んだときでした。 自分が読んだのはこの本ではなかった(もっと読みにくかった)んですが、今はこういうのも出ているのですね。読みやすそう。 アドラーの根本思想は「共同体感覚」です。 「共同体感覚」が個人や人類の幸せの根源であ

          子どもに「世界は私の味方」と思えるように育ってほしい。母である私が心掛けていたこと