【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】毎月1日と15日は災害用伝言ダイヤルが試せる日!災害用伝言ダイヤルの事前練習がもたらす安心感とは?
災害時に大切な家族や友人との連絡手段として便利なツールが「災害用伝言ダイヤル」。毎月1日と15日は事前練習できる日なので、緊急時に備えて操作方法を体験してみましょう。私も実際、3月15日に初めて使ってみました。やってみなければ分からないこともあるため、災害用伝言ダイヤルの基本的な使い方を紹介します。
基本的な操作方法
伝言ダイヤルにアクセス: スマホもしくは電話で「171」をプッシュして、伝言ダイヤルサービスにアクセスします。
音声ガイドに従う: 音声ガイドの指示に従います。最新の音声ガイドはハキハキと話してくれます。ガイダンス途中でボタンを押しても大丈夫です。 録音する場合は「1」、再生する場合は「2」をプッシュ。
連絡先を入力:連絡を取りたい人の電話番号を入力します。自宅の固定電話でもスマホでも可能。家族全員で伝言を共有したい場合は、家族間で「伝言を残す番号」を事前に決めておくと、安否確認がとりやすくなります。
録音する:メッセージは30秒間録音できます。メッセージを終了する場合は「9」を押しますが、押さずにいても終了してくれます。初めて使ってみて、30秒は長いと感じました。
伝言を確認する: 録音が繰り返されます。訂正したい場合は「8」、修了する場合は「9」を押します。番号を押さずにいると終了します。
使い方のポイント
事前練習: 毎月1日と15日に伝言ダイヤルの操作練習を行うことができます。事前に練習をしておくことで、実際の災害時に慌てずに済みます。
共通の電話番号: 家族間で「伝言を残す電話番号」を事前に決めておき、全員がその番号を覚えておくことが大切です。
伝言の時間制限: 各伝言は30秒で録音されます。名前、安否(大丈夫です)、今いる場所(〇〇にいます)、今後の行動予定(避難所へ向かいます)など、要点を絞って、簡潔にメッセージを残してください。
災害時は回線が混み合い、スマホがつながらないことも考えられます。災害用伝言ダイヤルは災害時の大切なコミュニケーションツール。事前に練習し、家族や友人と連絡先を共有しておきましょう。