東京のイベントを配信してくれるありがたさ
11月8日、「世界で一番楽しい学校 サーカス! × OWNDAYS」
という、勉強の楽しさを大人に再認識してもらうためのイベントが東京の日本武道館で行われた。
キングコング西野亮廣さんが校長先生という設定。
行きたいなと興味があったのだが、
「ちょっと行ってきます」のノリでは、
金沢→東京は遠すぎる。
と、諦めかけたときに、オンライン配信が行われると聞いて、
迷わず配信チケットを購入した。
2000円だった。
もちろん現場の臨場感や迫力、達成感や納得感といったものは味わえないのだが、
移動費(新幹線片道だけで1万5千くらいの移動費がなくなる)
移動時間(新幹線片道だけで2時間半の移動がなくなる)
開演終演時間の拘束(いつでも見ることができるし、自分の都合で一時停止もできる)
チケット代(一番安い席と比べても1/3以下)
を考慮すると、オンライン配信で充分。
というか、これらのコスト面だけでなく、
「場所」に縛られるという物理的な問題が、オンライン配信で解消されるのがもっともありがたい。
移動費、移動時間が地方の人間にとっての一番の障害だったわけなので。
思い返してみると、浪人時代の予備校生だったとき、
東京の有名講師の授業をサテライト講習なるプログラムで受けたことがある(ちなみに代々木ゼミナールの古文の吉野先生や英語の西谷先生の授業だった)。
今で言うオンライン配信授業なんだが、
あのときの充実感もかなり高かった。
東京の予備校生と聞くだけで、頭良さそうでなんとなく負けてる感があるのだが、
その都会の優等生に肩を並べたような優越感を感じられ、自身にもなったのだ。
「場所の制限がなくなる」
というメリットは、メンタル的にも地方民が優位に立てるツールのひとつなのかなと思える。
今後ももっと積極的に活用していこうと思う。
ちなみに、配信視聴できた「世界で一番楽しい学校 サーカス! × OWNDAYS」は非常に勉強になった。
なかでも一つだけ挙げるとすると、
OWNDAYS代表の田中修治さんの授業で紹介してもらった
知ってる、できる、やってる
という考え方。
僕らは、それが良いことと「知ってる」ことで、「できる」ことがたくさんあるのに、
「やってる」ことが少ない。
たとえば、
早寝早起きすること
元気よく挨拶すること
健康のために駅のエスカレーターではなく階段で上り下りすること
予習復習をすること
人の悪口を言わないこと
etc.
小学校のときに言われることばかりだが、
知ってて、できるのに、それをやってない人が多いのではないか?
だから、
成功のポイントがあるとすれば、
良いと「知っててできる」ことを「やり続ける」ことに努力すること。
この考え方を知れたことが一番の収穫で、これからずっと意識し続けようと思う。
ちなみに、配信チケットは11月14日18時までだそう。