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日本一小さな百貨店

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京都府北部、京丹後市にある【日本一小さな百貨店】つねよし百貨店の日々
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2019年4月の記事一覧

畑のまさとしさん

畑のまさとしさん

#日本一小さな百貨店の物語

「ネギとりにおいでや。」

まさとしさんの畑は百貨店からすぐの畑。

なので、必要なときに抜きたての土つき野菜をとってこれる重宝な畑なのです。

野菜は、店頭に並べてるよりも、畑の土にいるほうがずっとシアワセそう。

カブラと大根の花に囲まれて、笑顔のまさとしさんでした。
#田舎暮らし #ローカルライフ #note地方暮らし部 #SDGs

「米つきに来たんやけどなんやどんくそうて・・・」

「米つきに来たんやけどなんやどんくそうて・・・」

#日本一小さな百貨店の物語

つねよし百貨店の横に地域のみんなが利用する精米小屋があります。
持ってきた玄米を精米機にあけ、袋をセットし、100円玉を入れてセルフで精米します。
男の人にはなんてことない作業でも、独り暮らしのお年寄りさんにはけっこう大変な作業。お米は重いし、一人ではなかなか手間がかかる。

ある日、精米小屋に米つきに来ていたYおばあちゃん。お金入れたはずなのに動けへんかったらしい。

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5年前のむかし話

5年前のむかし話

#日本一小さな百貨店の物語

むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんとおばあさんはとても仲良しでいつも一緒に買い物にやってきました。

おじいさんは、子どもとふじさんのお絵かきを、おばあさんは買い物しながら、おかあさんに甘酒の作り方を教えてあげたそうな。

めでたし、めでたし
#思い出 #エッセイ #田舎暮らし #ローカルライフ #note地方暮らし部

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日本一小さな百貨店の物語 春

日本一小さな百貨店の物語 春

#日本一小さな百貨店の物語

4月の暖かい、お天気の木曜日。
なにか特別なことがあるわけじゃない、いつもどおりの百貨店。

天気がいいと、普段は家で配達を待っているおばあちゃんたちも、歩いて百貨店までお買い物に来てくれます。

「もうタケノコでてるかあ。うちも昔はようでたけど、もう遠くまでよう取りに行かんしなあ」

みんなでワイワイ言いながらお買い物。

田舎の百貨店は途切れなくお客さんが次

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たらの芽の天ぷら

たらの芽の天ぷら

#日本一小さな百貨店の物語

PM1:00買い物に来たおっちゃんからの目撃情報。

「じいさんが山でたらの芽を採ってたで。あそこのじいさん、そんな元気やったっけなあ。」

PM3:00おじいちゃんが百貨店にきて、天ぷら粉と油を買って行きました。

PM5:00おばあちゃんがやってきて、「これ食べて」って、たらの芽の天ぷらを持って来てくれました。

PM7:00美味しくたらの芽の天ぷら頂きました!

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