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シンプルに考えたら、中長期計画を作るよりももっと大切なことに気付いた

どうも、ウクモリ ヒロオです。

最近、中長期的な事業計画を作る必要性を全く感じなくなりました。結果的に事業を成長・安定させる上で大切なのは、何よりもお客様にいかに寄り添って貢献するかだと理解したからです。

同時に、軸はブレさず、ただし考え方や対応の仕方はこれまでの習慣に囚われることなく、状況ごとにその都度アレンジした方が良いと思うことも多くなってきました。その考え方を肯定するかのように、私が大好きなアダム・グラントも、著書「THINK AGAIN」で考えを改める=再考することがいかに大切だと、事例を交えながら論じています。

ここ数年、私の会社では年間の目標は立てていますが、長期的な事業計画は作らなくなりました。その代わりに、「お客様のお役に立つために出来ること」という言葉を軸にし、「ご縁を大切にする」「正道を歩む」という言葉を伝え続けています。そして、たった3つの言葉を伝え続けただけで、会社は大きく変わりました。

別の視点で捉えると、私が小難しいことが苦手なだけ・・・それしか出来ないとも言えますが、良い方向に変わったのであれば、それでいいのかなと(苦笑)

当然ながら、時代と共にお客様から求められることは変化するので、何が求められているのかをしっかりと把握する必要があります。だからこそ、ご縁が大切だと感じます。最近、今まであまり声がかからなかった既存のお客様から、新たな相談をいただく機会が増えてきているのですが、なぜかといえば社員がしっかりと声を聞こうと努力しているからです。

同時に何かあった場合、たとえ悪いことだったとしてもしっかりお伝えする。当たり前かもしれませんが、そんな基本の部分を整えるだけでお客様は振り返ってくれるように。周りが出来ないからこそ、特に今はそんな当たり前のことが評価される時代です。なので、特別なトリックは全く必要ありません。多くの経営者が意外と見落としている足元の課題だと、私は考えています。

ただし、私の経験から考えると、トリックは必要ない代わりに、経営者が時代の変化に対して敏感であるかどうかが、今まで以上に求められているように感じています。

「時代の流れについていけない」
「どんな変化をしているのか興味が無い」

そんな状況を克服せず、ずっと放置しているのは本当に危険だなと。この点、私は少しだけ敏感かもしれません。敏感になった理由のひとつは、スタートアップや学生など若い方々と接する機会が多いからです。また、分野を問わず人との出会いを大切にしている点も大きな要因だと思います。

いずれにせよ、最近は足元をしっかり整えた方が良いかなと考えるようになりました。しかもシンプルに。だからこそ余計、世間で言われていること、メディアが報じていることなどに惑わされることなく、自分の目で確かめながら日々を過ごしたいと考えるように。

大切なことだと思うのですが、皆さんどう思いますか?

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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