【みるくれもん】続!!日本全国のミルクまんじゅうを全部取り寄せて食べる
これまでのあらすじ:
博多通りもんの影に隠れた日本全国のご当地「ミルクまんじゅう」を探し求め、60種近くを食べ比べたライターのるゆにつ。
一通り食べ終えて安心していたのもつかの間、まだ見ぬミルクまんじゅうが我も我もと押し寄せてきてーーー!?
るゆにつは乳菓を制し、今度こそマイベストミルクまんじゅうを決めることができるのか。
バター、練乳、生クリーム。乳製品にまみれた聖戦が今、再び開幕。
戦いの模様はこちらから
↑もうすぐ公開して1年になりますが、いまだにちょこちょこお読みいただけているようで嬉しいです!!!
平安堂梅坪:みるくれもん(広島県)
去年、58種類ものミルクまんじゅうを食べ比べたときに、個人的にいちばん好みだった「酪菓 安芸れもん」。
この安芸れもんがこの春リニューアルしたということを最近知り、レモンのお菓子好き、そして安芸れもん好きのわたしは鼻息荒く押っ取り刀で取り寄せました。
こちらが新バージョンのみるくれもん。
爽やかな配色が夏らしくて素敵です。
公式サイトさまで説明を見ると、
とのこと。
以前のものがきりっとレモンの酸っぱさが際立っていたのに対し、今回はミルク感がより足され、優しい風味になったことが伺えます。
断面は前のもの同様、レモンピールもしっかり覗いています。
香りはおだやかにレモンも感じられますが、強く香っているのはミルキーさの方ですね。
実食!
これは、……や、やさし~い。
説明の通り、レモンの爽やかさよりミルクの甘さが強まり、角がまぁるくなった印象です。
栃木県で作られている乳飲料に『レモン牛乳』というのがありますが、それをイメージするような甘さです。
以前の安芸れもんが「レモン好きは絶対好き!」「甘いものが苦手な人もこれは好きそう」とレモン好きには熱烈な支持を得る反面、「酸っぱいの苦手な人はちょっと苦手かも?」と人を選ぶお菓子だったのに対し、みるくれもんは「子供もお年寄りもみんなに好かれる!」というフレンドリーな感じがしました。
これもかなりおいしいのですが、本当に本当に本当~~~~~~に個人的にですが、わたしはリニューアル前のもののほうが好きかもしれません。
以前の安芸れもんと今食べ比べて正当なジャッジを下したいのですが、もうそれは叶わないのが悔やまれます。
もちもちした皮のおいしさは変わらずで嬉しくなりました!
(今回いい機会だと他のお菓子との詰め合わせを購入したのですが、梅坪さんのおまんじゅうはどれも皮がぷにぷにしていてとても良いです)
まとめ
出会いがあれば、別れもある。
ミルクまんじゅうとの邂逅はまさに一期一会。
わたしが名古屋にいながらにして全国のミルクまんじゅうを入手できているのがすでに奇跡みたいなものですが、今回はさらに歴史が塗り変わる瞬間に立ち会った気分です。
同じミルクまんじゅうにはもう二度と、会えないかもしれない。
そういう気持ちで今後もやっていかねばなと気を引き締めた次第です。わたしは何者なんだ。
それではまた次回🌕