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シネマみな『戦場のピアニスト』

ナチス占領下のポーランドにおける、ユダヤ人ピアニストのサバイバル映画。
主人公のシュピルマンは戦うわけでなく、息を潜めて逃げまわることで、命を取り留めていきます。
いや、ホント、紙一重で殺される人がほとんどで、その紙一重の差ってたいてい運なんですよ。
確かにシュピルマンは人脈と人柄があるけれど、それはシュピルマンしか持ってなかったわけでもないし。
窓から撃ち殺される人々を眺めるしかできないシュピルマンの視点が、まるで映画の中で映画を観ているような、寒々しい無力感で観客にわからせてきます。
「君もあの人たちの誰かになり得る」

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作品情報まとめ

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浮草堂美奈
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