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感想『行乞記』(種田山頭火)11巻
自由律俳句俳人種田山頭火の日記、11巻大田から下関です。
死は生の解決ではないけれど、それが休息であることは疑へない。
生に清算はありえない、清算がありえないほど、限りなく伸びてゆくのが生である。
生の決算! それは死だ。
生の破算! それも死だ。
行乞――乞食坊主の生活や、持ち得なかった安らげる家庭や、あるべき自分とあるべき自分でいられない自分に。
疲れちゃいましたか? 山頭火先生。
体もかなりよくないようです。そして次巻が最終巻です。
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作品情報まとめ
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