見出し画像

こころのなかに

こんにちは、こんばんは。

真っ暗な部屋で、ぼーっとしている時はきまって自分にとって嫌なことを思い出す。
自分の過去を1ページずつめくっている感覚。

そんな事を考える前に寝るべきなんだろうけどね。
どうしても頭から離れない事があるんです。

ここからは、ただの情けない男の話です。

一つ前の恋愛の話。

自分が全て悪いから、何を言ってんだ!自己責任だろ!ってそういう結論になるんだけど、どうしようもないくらいに心がいっぱいなので、少し書き出させてください。

誰にも話せない、とかじゃなくて。
それをどういう風に、どういう立場で話せば、今自分が思っている事を伝えられるか分からなくて、それがたまらなく怖く、誰にも話せない。

先述した通り、自分が全て悪い。
これはもう100人が100人聞いてもそう思う。

よくある浮気っていうものです。

その時付き合っていた人がいて、別の女性と体の関係を持った、ではなくて。
心が、離れていってしまいました。
その時はもう歯止めが効かず、その時の彼女に事実だけを伝えて、半ば強引に別れを告げました。

何もかも最低でした。

彼女は優しかったから、とんでもなく感情を露わにするとか暴言をしこたま吐くとかそういう事はせずに、ただただ黙って話を聞いてくれて、"後悔すれば良い“の一言だけ、最後に家を出る際に言われました。

彼女とはいわゆるマッチングアプリと呼ばれるもので出会い、出会ったその日に付き合った人で、その人が何をしてきて、どう生きていたのかとかを知らずに、関係が始まりました。

とにかく芯の強い人で、白黒はっきりしてて、男性にも媚びず、自分が魅力的になる生き方?が分かっている人間として本当にかっこいい人でした。
普通に出会っていたら、多分、いや絶対に付き合っている人ではなかったと思います。

俺にとっては出来すぎていた人だったから、それがいつの間にか窮屈に感じるようになってしまいました。
これには色々理由がありますが、付き合って半年で同棲を始めた事が、1番の原因かなと今では思います。

何もかも息継ぎをする暇もなく、とんとん拍子で進んでいったためか、その当時は全くそんな事を思っていませんでした。

ですが今年を迎えたあたりから、そういう窮屈さから、将来を考え出すことから段々と逃げ始めてしまっていました。

理由をちゃんと自分の言葉で伝えて、"1人になりたい"と、その一言を伝えられていれば。
その人と向き合う事から逃げなければ。

結婚、そのライフステージを迎えるにあたって
覚悟も何も出来てなかった俺が、その言葉を相手にチラつかせてしまった事が、何よりも1番の罪だった。

向き合う勇気も出ず、ちゃんと話すべき事を避け、いつしか仕事に逃げるようになり、そして1番最低な結末を迎えてしまいました。

"他に好きな人ができた。"

そう話した時に、
"俺との結婚に不安はあったから、そういう意味では私も私"
そう目を真っ赤にしながら言ってくれた時、もしかしたら強がりだったのかもしれないけど、どれだけ優しい人なんだろう、とまたその人に甘えるような形になってしまった事を、今ものすごく後悔しています。
あなたの言動は、罪なんて呼べるものでもないのに。

どこまでいっても、その人はずっと大人でした。


2人で住んでいた家を出てから、しばらくしてまだ残っている荷物を取りに行った時、置き手紙がありました。

半分殴り書きのような文字で書かれた文章の最後に
"素敵な思い出をありがとう"と綴られていました。

話し合いの時は、俺が泣いてはいけないと思って涙を我慢していましたが、そこで初めて自分がしてしまったことの重さがのしかかり、もう涙が止まりませんでした。

もし逆の立場だったら、そんな事は絶対に書けないし、ましてや手紙を残そうなんて事も考えないと思います。凄い人でした、本当に。

俺がこんな事を言うのもあれですが、どんな思いでそれを書いたか想像するだけで、涙が本当に止まりませんでした。
人生で1番泣いた日。

そこから事務的な連絡を数回した程度で、もう連絡を絶ってから約半年が経とうとしています。

日に日に後悔の念が強まるばかりです。

一個前のnoteに、会えるなら会いたい人がいる。と書きましたが、それがこの彼女の事です。

とにかく、とにかく謝りたい。
ごめんなさい、の一言だけちゃんと伝えたい。
罵倒されようが何されようが構わないので。

でも、それは俺の自己満にすぎないとも十分に分かっているので、連絡は取れません。
いや、取ってはいけない。です。

かっこいい事を言っているかもしれませんが、この業を背負って生きていく事が課された使命だと思って、生きていくしかありません。

絶対に忘れてはいけないし、忘れられないと思います。

長々と書いてしまい、ごめんなさい。
ただの情けない男の情けない告白です。

見苦しいものをここに書きたくなってしまったことを許してください。

読んでくれた人、ありがとうございました。

それでは、また。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集