行動力と焦燥感
以前こんな記事を書いた。
それからというものの双極性障害と思えるような自覚症状は無く、どちらかというと抑うつというか、「普通」という基準のラインがあるとすればそのちょっと下をずーっと平行線で来たような感覚だ。
だから自分の状態を鑑みて「双」の「極」無くね!?って思ってた。しかしその波というのは本当に人それぞれらしい。数カ月単位だったり数年単位だったり。
7月いっぱい頭痛や肩こりなど身体的な不調に見舞われて、幸か不幸か正直メンタルのことに構う余裕も無く過ごしてきた。結局頭痛外来などに行き、もらった薬のおかげで身体の調子は良くなってきた。
すると次にする行動は何か?
予定をたくさん入れてしまう。
仕事もそうだし、積極的に人と会う約束を取り付けたりする。調子が良い時にそうしておかないと不調時になにもできないから…っていう計算は一応あるんだけど、元気の完全復活はあくまで見込みである。なのにキャパ以上の予定を入れる。回復しきらないうちに下手に活動的になるとちょっとしたことで気力がポシャッ…っと潰れるの、何回繰り返せば分かるんだ…!
それから予定の時間配分を気にしすぎてソワソワと焦燥感に見舞われる。「ああああれもこれもやらなきゃ、あーもうこんな時間!家事も溜まってるのに!キィーッ!」と一人でヒステリック気味になり、イライラ。焦るあまり手が滑って物を落としたり凡ミスをして余計イライラするという悪循環である。たいていこういうときは深く呼吸ができていないのだろうか、胸が苦しい。
それで予定を無事に遂行できれば満足感を得られるが、なんせ今月は先方から予定のキャンセルや延期、飛び入りなんかが多くて調子が狂いっぱなしだった。どれも仕方のない理由なので責める先が無いのだが、私はこういう想定外のことに弱い。忍たまでいうと一年い組である(そんなに頭良くないだろとか言わない)。
ちょっとしたことで気力が潰れるというのはそういうことである。
これだけではまだ判断しかねる部分はあるけど、自分の極端な感情をコントロールできないときがあるというのはやはり躁鬱の傾向なのかなぁと思わなくはない。
いま一番問題視している焦燥感というのは自分もしんどいし、周りへの態度もキツくなりかねないから「今焦ってそれやらなくたって誰も死にゃしないよ」と言い聞かせて落ち着けるようにしたいですな。
すぐに改善はできなくても、自分の状況を客観的に認識することができればだいぶ気の持ちようが変わる気がするから。