Kindle本「繊細男子 心の安全基地」が紙冊子になりました！
こんにちは。宇賀神です。
2022年6月に電子書籍として出版した本が
紙冊子になりましたのでお知らせです。
『 ９割は気にしない 繊細男子 心の安全基地 』は
クリニック「HSP外来」担当カウンセラーとしての
臨床と私自身の8年の経験と変化をもとに
「感受性の高い方」向けのカウンセリング手法をまとめたものです。
（HSP神経〆セラピーとして体系化しています）
「本として読みたい！」
「紙で手元に残る形の方が読める」
「紙の本で持ち歩いたり、本棚に入れておきたい」
そんなお声を沢山いただきましたので、
2年弱経っていますが、ペーパーバック化しました！
ピンと来た方、ぜひお手に取ってみてください。
目次
はじめに
第１章 改めてHSPとは何か？−HSPにまつわる４つの誤解
第２章 繊細男子の悩み
第３章 繊細男子４つの強み
第４章 繊細男子と繊細女子３つの違い
第５章 HSPが楽に生きる５つの「心がけ」
第６章 宇賀神カウンセリング９のキーワード
第７章 宇賀神メソッド基本レシピ
第８章 男性クライエントの事例
第９章 10分で安心！自宅でできるワーク集
終わりに HSPが心地よく生きていくために
著者紹介
読者プレゼント
参考文献
「はじめに」部分
音声
でお聴きいただくことができます。
https://stand.fm/episodes/6613427b2f68710e1660e437
※02:25 〜はじめに部分朗読開始です。
・・・・・・
文字
はこちらです。
「本来の自分を取り戻すことができたのは宇賀神さんのおかげです。本当にありがとうございました」
そう言ってカウンセリングルームを後にしたクライエントさんは３０代の男性です。
かつて上司のパワハラ・モラハラで悩んでいたとは思えないほど、安心と自信を取り戻した後ろ姿でした。
１回目のカウンセリングのときに、全身が震えるぐらい「怖い」という感情に縛られていたのが嘘のようです。今は半年間の休職から復帰し、配置替えをしてもらって仕事を続けています。
この方は顧客からの評判がよく「こまやかな方」「安心しました」という声をいただいていました。しかし、上司はその繊細さを評価せず他の足りないところを厳しく指摘していたそうです。
繊細男子はお客さんの気持ちに寄りそって最善を尽くそうとしますが、それがすぐに売上げなどの数値目標につながるとは限りません。
むしろ１人のお客さんに時間を取られすぎて、効率重視の現場感覚とは大きくずれてしまうことがあります。
心を尽くして接客するのに評価されない、高圧的な上司の態度に怯え追い込まれていく、という負のサイクルに飲み込まれ疲弊していくのです。
この、繊細で傷つきやすく苦しんでいるクライエントの姿は、かつての自分自身の姿に重なります。
私は上司との人間関係や勤務時間の超過などで苦しみ、２度のうつ病・パニック障害・自殺未遂を経験しました。
それから数年間、本当の自分の人生を生きるために心理学や整体を学び、心と身体を整えていきました。
その過程で、脳や神経の研究分野から生まれたHSPのことを知ることになります。自分の持っている繊細さは、生まれつきのHSP気質からくるものであることが分かりました。
私はカウンセリング活動を始めて、学んできた心と身体と神経の３つのアプローチを融合して、HSP気質で苦しんでいる人を救うオリジナルのカウンセリングを編み出していきました。
現在、私はクリニック「HSP特別外来」のカウンセリング担当として勤務しながら、HSP概念を世の中に広げることをライフワークに、日々楽しく発信し続けています。
本書はHSP気質で悩んでいらっしゃる方、特に男性の方に読んでいただきたいと思って書いています。
第１章では、HSPのことを正しく理解していただくために、広まっている誤った認識をいくつか紹介します。
それを踏まえて、第２章から第５章は「繊細男子」についてお伝えします。
女性に比べ繊細男子はとても少ない印象がありますが、性別の差はありません。繊細な男性はHSP気質を自覚していても、それを認めたくない、人に知られたくないと思っているから表に出てきていないのです。
男性の場合は、自分が繊細であることを自覚していないことも考えられます。ですから本書を、感受性の強さを自分らしく生きることに役立ててもらいたいと思っています。
第６・７章は私のカウンセリング手法について書いています。
カウンセリングというと、心の問題を解決するために対話するというイメージがありますが、私は身体や神経へのアプローチも行っています。
心・身体・神経、この３つへの総合的なアプローチによって、HSP気質を持つがゆえに起こる辛さを劇的に解消するオリジナルメソッドをご紹介します。
第８章では男性を対象にした具体的なカウンセリング事例をご紹介します。
実際のセッションの様子や、クライエントがどのようにして目の前の問題を解決したかもお伝えします。
第９章ではしんどさを楽にするための、自宅でできるワークをご紹介しています。カウンセリングで実際行っているワークの簡易版になります。気持ちが楽になっていく効果を味わってください。
◯威圧感がある上司に相談できないので、ついつい自分だけで解決しようとする
◯人に迷惑をかけたくないので、自分だけで抱え込んでしまう
◯全部自分の責任だと思って頑張りすぎて体調を崩す、を繰り返している
◯自分を後回しにして他人の顔色を伺いながら生きている
あなたがこんな悩みを持っているならば、本書はきっとお役に立てると思います。
HSPのことを正しく知って、自分の繊細な性質をよく理解し、どうやったら楽に生きていけるかを知ってもらえたら嬉しいです。
購入リンク
Kindleアプリとお持ちで、電子書籍の方が得意な方は
下記もご利用いただけます。
ご感想いただけたら嬉しいです
お読みいただいた方は、忌憚ないご感想をいただければ幸いです。
Amazonページの評価でも、SNSのコメントやDMやリプライでも構いません。
これからもクリニックでの臨床や私自身の探求は続きます。
より今の世界を自分のあった心地よさのもと過ごせる方が増えますように。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024.04.08 宇賀神 亮
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