おすすめの本|星の王子さま
✏︎『星の王子さま』
✏︎ アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ|著
✏︎ 内藤 濯・河野万里子ほか|訳
※作品を過剰に評価する、または、作品の価値を毀損するものではありません。
_ひとは、しゃれたことを言おうとすると、
つい、うそがまじってしまうことがある。
わたしも、そうだ。なぜって、大人だから。
だから、多くは語らないことにする。
だから、すこしだけ。
きっと、誰にだって、
心の宝箱のなかに、大切に仕舞ってある宝ものが、
ひとつや、ふたつ、あるだろう。
でも、きっと、その中身は、てんで、バラバラ。
だって、年も、家も、友達も、大好物も、思い出も、
好きな音楽も、てんで、バラバラなのだから。
けれど、世界中の大人たちの心の宝箱の中身を、
そっと、調べてみたら、
きっと、いちばん、たくさん、見つかるだろう本。
『いちばんたいせつな本は、なに?』
小さな王子さまに、そう聞かれたら、
「もちろん、星の王子さまさ」
わたしは、目を閉じて、そう答えるだろう。なぜって、
Le plus important est invisible.
(いちばんたいせつなことは、目に見えない)のだから。
そうすれば、いつだって、夜空いっぱいの星の中から、
小惑星B612を、見つけ出すことができる。
なぜって、、、
その理由は、あなたの心で、確かめてみてほしい。だって、
Le plus important est invisible!
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