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【読書感想】愛するということ/エーリッヒ・フロム
私にとって大切な考え方を与えてくれた本。
愛するということ/エーリッヒ・フロムを読む。タイトルの印象とは違い、人間、社会の構造について書かれた本。いろいろと考えさせられた。
この本は、まずすべての人間の活動は孤独からの回避だとしている。また、人は孤独を感じると罪悪感と恥の感情にとらわれるとしている。罪悪感や恥だと思うことは、孤独を感じていることで、人は一番回避したいことともいえそう。そう考える
【読書】ファシリテーター完全教本 最強のプロが教える理論・技術・実践のすべて
仕事がら、ファシリテーションをする機会が多いです。
そんな中気になった本がこれです。
巷にはいろいろな「ファシリテーション」に関する本があるが、今まで読んだなかでは、この本が一番「本格的」でかつ、「実践的」でした。
入門書では決してなく、どちらかというと、今までファシリテーションを独学で実施してきた人が読むと、自分の中に経験が理論としてまとまるといった感じの本です。
この本を読んで思ったこと
【読書】ワークショップ―偶然をデザインする技術
最近読んだ本で、自分のワークショップに大きな影響を与えた本がこの本です。
この本では変化への対応について、「中立変異」という考え方が示されています。
従来の変化への対応の考え方は「まず変化がおこり、その後変化に対応するための変異がおこる」というものでした。それに対して中立変異は「変化があまり起こらない穏やかな状況で様々な変異が起こる、その後変化後の環境に適応できる変異が選ばれる」という考え方。
【読書】ネット社会の未来像 (神保・宮台激トーク・オン・デマンド (3))
この本は、インターネットでのニュース解説動画配信番組のビデオニュース・ドットコムのプログラムのひとつである「マル激トーク・オン・ディマンド」をまとめたものです。
この本は私にとっては、「ポストモダンの社会とは」という情報を得るために非常に役に立った本でした。以前「世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて/柄谷 行人」を読んでいたので、ポストモダンについて自分なりの考え方もできておりタイミング
【読書】世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて
本を読む動機のひとつ「びっくりするような新しい視点にふれたい」というのがあるのですが、その要望に応えてくれたのがこの本です。
柄谷行人という人は、なんとなく「すごい人」だとは知っているのですが、あまり知識はないです。
この本を手に取ったのは、「柄谷行人」という名前と「世界共和国」というキーワードでこの2006年に何を書いているのかと気になったからです。
この本に書かれている「国家の誕生から資