【読書】ファシリテーター完全教本 最強のプロが教える理論・技術・実践のすべて
仕事がら、ファシリテーションをする機会が多いです。
そんな中気になった本がこれです。
巷にはいろいろな「ファシリテーション」に関する本があるが、今まで読んだなかでは、この本が一番「本格的」でかつ、「実践的」でした。
入門書では決してなく、どちらかというと、今までファシリテーションを独学で実施してきた人が読むと、自分の中に経験が理論としてまとまるといった感じの本です。
この本を読んで思ったことは、「日本人も海外の人もコミュニケーションの部分であまり変わらないんだな」ということ。結局、人は納得しないと動かない。当たり前だけど、日々の仕事の局面では忘れてしまっている。上手く仕事するためには、お互いの考え方、認識をあわせることが重要で、コミュニケーションはその部分に十分な時間を割かなくてはいけいない。そんなことを改めて考えさせられました。
人が少なくなって、かつ、いわゆる「ナレッジワーク」が企業活動で期待されている状況の中で、「2人以上」で仕事をする人には考えさせられることが多い本だと思います。
(2007.07の記事を再掲載)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?