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「もうやりたくない仕事」の資格が、挑戦する勇気をくれた
みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。
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今回は、今日 2/28(金)
2万円以上払って「もう二度とやりたくない仕事」 の資格を更新してきたという話。
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なんとも矛盾している気持ちになる。
嫌なら更新しなければいいのに、わざわざ金を払ってまで資格を延命させるなんて……
『解体工事施工技士』
建物をぶっ壊す仕事の管理するための資格だ。
私は、グラフィックデザイナーになる2年前まで建設業(解体業)で仕事をしていた。
オフィスビル、商業施設、工場、富士山の頂上の山小屋。
あらゆる建物を壊してきた。
正直な話、嫌いな仕事ではなかった。
むしろ、楽しかった。
でっかい重機を操るあの高揚感。
古いビルが粉々になる瞬間の爽快感。
せっかくなので懐かしい写真をここで晒して成仏させることにする。
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確かに楽しかった。
でも、「もうやりたくない」と思っているのも本当。
じゃあ、なんでわざわざ資格を更新したのか?
それは、「これがあるから死なない」と思えていたからだ。
私は建設業に関係する資格を約40個ほど持っている。
今日、更新した資格もそのうちのひとつだ。
前職(建設業)をやめグラフィックデザイナーとして独立した時、
「これがあるから、いざとなっても仕事には困らない」
それが、心の支えになってくれていた。
だからチャレンジできている。
「もう二度とやりたくない」と思っているのと、「生き残るための保険」。
この矛盾した気持ちこそが、挑戦を続けるための燃料になっている。
資格があるからこそ、思い切って前に進める。
そして今回、2万円払ってその感覚を再確認できた。
「資格なんて意味ない」という意見は、よく聞く。
確かに、
資格を持っているだけでお金が降ってくるわけじゃない。
資格があるからといって、誰かが自動的に仕事をくれるわけでもない。
なんなら資格があるからと、それに縛られて選択肢を狭めてしまっていた経験すらある。
でも、少なくとも私にとっては、本当に意味があった。
「資格があるからこそ、ここまで思い切って挑戦できた」
「最悪、戻れる場所があるからこそ、今の仕事を全力で頑張れる」
それだけで十分すぎる価値がある。
「これを持っているから、思い切って違う道を選べる」
これはなんの後ろ盾もなく独立した私にはかけがえの無いものだった。
今回の、2万円の資格更新費用も、当時資格をとるために勉強した時間も、
“自由をつかむための投資”だ。
もし資格がなかったら、独立のハードルはもっと高かった。
だから私は、資格はお金を稼ぐためのものだけではなく、
「選択肢を持つためのもの」でもあると思っている。
「やりたくない」と思っていても、
「もう使わない」と思っていても、
いざというときに頼れるものがあるという安心感は、挑戦する力になる。
取れる資格は取っておくべきか?
私の答えは、YES!
それが「未来の自分を助けるための武器」になるのかもしれない。
使うかどうかは、その時の自分が決めればいい。
明日も私は、
「二度とやりたくない仕事」の資格に背中を押されながら、
デザインの道を思いっきり走っていく。
というわけで今回はこれくらいで。
以上、ウエマツでした〜
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