見出し画像

究極の自分時間。ただ水に浮かぶことこそ、究極のマインドフルネスだ!【癒し】

最近、耳にすることが多くなったマインドフルネスという言葉。
マインドフルネス=瞑想 なのですが、普段の生活の中でこれに取り組んでいる人ってどれくらいいるのだろうか。

私自身、生活の中で瞑想を行っている意識は全く無かったのですが、
毎日青木湖で泳ぐなかで、ふと思いました。
「泳いでいる(水中にいる)時だけは何も考えていないな」と。

泳ぐことで、「いま、この瞬間に集中する」 といった状態に自然となっている事に気が付きました。

大人になると、子供の時みたいに目の前のことだけに集中することって、
なかなか無いと思います。
過去も、未来も考えない、「今」だけを感じる時間、一日の中でどれくらいありますか?

そもそも、マインドフルネス【瞑想】とは?

簡単に言うと、マインドフルネスとは
「”今ここ”にただ集中している心のあり方」のこと。
雑念を持たず、リラックスして、シンプルに「今」だけに集中し
研ぎ澄まされている状態や、それを目指すプロセスのことを指します。

一般的に、私達の生活はそんなマインドフルネスな状態とは程遠い所にいます。
特に情報があふれる現代、目や耳からの情報があまりにも多すぎます。
それによって、考えようとしなくても、頭の中は忙しくなりがちです。
それに、未来への不安や、どうにもならない過去のことなどを考えたり。

一言で言うと「あれこれ考えすぎ」ている訳です。

気づかぬうちに、自分で自分にストレスをかけてしまっている。

マインドフルネスは、
そんな精神状態を意識的に改善していこうとするものです。

泳ぐことで「今」に集中する。

以前、「そもそも、なぜ泳ぐのか。私が ほぼ毎日泳ぐ理由。」
の記事で、


「泳ぐことで体と心の調整をしている」と書きましたが、
その調整こそ、マインドフルネスだ!という事に気が付きました。

泳ぐことで、フォームや呼吸に集中するので、
自然と「寒い」とか「魚がいっぱい」とか、「風が気持ちいい」とか、

「今」を感じるようになります。



最初はいろんな雑念を持って入水しますが、
泳ぎ終わる頃には、気持ちは前向きになっていて、体よりも頭が軽くスカッとしています。

実際、私は出社前に泳いだ日は、泳がなかった日に比べ、
仕事の集中力が格段にあがります。
余計なことを考えないので発想力もアップします。

「今なら何でもやってやるぞ!!」という気持ちに。

すなわち、
リラックスしているのに感覚は鋭くなり、精神的に安定した状態になります。

これは、なぜなんだろう?
なぜ、泳ぐと心が安定するのだろうか?
ふと疑問に思ったので、今までの自分の日記やメモから分析してみました。

【浮くことのすゝめ】水中で得られるメリット2つ

やっぱり、水の効果はすごかった。

アクアセラピーとは、水に触れたり、水を見たり、水を身近に感じることによって五感を刺激して、
心を癒すというセラピーの一種です。

①無重力状態になれる

これは調べてみてわかったことです。
水に浮くことで関節から圧力が取り除かれ、より多くの血流が身体の患部に到達します。
これにより、
ストレスに関与すると言われているアドレナリンやコルチゾールが減少。
代わりに、

エンドルフィン(多幸感=幸せホルモン)と、
エンケファリン(身体の自然な鎮痛剤)が放出されます。


この深くリラックスした状態は、
精神的には脳を刺激し、明快さ、創造性、生産性を高めます。
そして、身体面では酸素供給が増え、免疫力がアップします。
不眠、抑うつなどの症状にも役立つのだとか。

すなわち、浮いているだけで、精神的にも体力的にも良くなるということ。

また、無重力状態で脊椎が伸び、身体は自然な姿勢と位置合わせに入ることができます。

普段、立ち仕事や座り仕事など「同じ姿勢を続ける」ことで全身が凝り固まっている人にもおすすめだと言えます。

実際、スケートボードでヒザを痛めたときに泳ぎに行ったら、
翌日には痛みが無くなっていました。
これはエンケファリンの効果なのかもしれない。

②瞑想状態

水中に入り、泳ぐにしても浮くだけにしても、やはり意識することは
「呼吸」

自然と、「吐く、吸う」ことに意識を向けることになります。

実際、雑念だらけ、不安だらけの精神状態で青木湖に浮くと、
自分の呼吸が乱れているのがわかります。
呼吸が乱れる=リラックスできていない状態 のため、
まっすぐ浮くことができません。

そんな時、まずは呼吸に集中します。そして、自分の心拍音に耳を傾ける。

そうすると、

いま、この世界には自分ひとりしか居ないような。
この場所は自分だけが知っている。
という気持ちになる瞬間があるんです。
実際、そんなことないんだけど(笑)

プカプカしていると、耳の中に水が出たり入ったりする音や、風の音や鳥の声、魚が跳ねる音。
広い世界の中で、いま自分が「ここに存在している」と強く感じる。

水に浮くというメソッドは、
「ヨガ」や「瞑想」などマインドフルネスを実践する人たちに支持され、
今ではアイスランド各地のプールで、クラスやイベントが定期的に開催されているそうです。

そして、びっくりしたのが、こちら。

今、アイスランドで人気のフロートセラピー

水のタンクで一人漂う “フロートセラピー”がストレス解消に人気だそうで、
利用料金は、一般的には、なんと一回60分で約10,000円

びっくりですよね。

ただ、水に浮くためだけにこんな大金を払うなんて。(笑)

でも、よくよく考えてみると、
ただプカプカ浮けるだけの場所ってそんなに無いかも。

市民プールは、だいたいが遊泳ゾーンとウォーキングゾーンに分けられていて、
自由に漂えるゾーンは無い。

温泉は熱すぎるし、何と言ってもそんなことしたら迷惑だし(笑)

かといって、海は波があるから流される。

青木湖は「浮く」にも最適な場所

波もないし、周りは森に囲まれ、鳥のさえずりが聞こえる。
それに、空を見ながら、太陽浴びながら浮けるなんて、贅沢すぎると思う。
しかも、いつでも行けて、タダ。



ストレス溜まったら、疲れたら、
青木湖で浮いてリラクゼーションしませんか?

まとめ

泳げなくたっていい。泳がなくたっていい。
道具も必要ない。 
青木湖で「ただ湖面に浮く」だけでいい。
それが、究極のマインドフルネスだ。

ぜひ、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事が参加している募集