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冬至の集会

夏至の集会|山本恭子 から半年、冬至の集会に参加しました。

レンカさんが主催しているため、参加者はいわゆるダンス関連の方が多いようですが、そうでない方の参加もあり、また「ダンス」とひとくちに言っても、音楽にも様々なジャンルがあるように、踊り、舞、舞踊、舞踏、、、さまざまな踊りがあり、自己紹介を聞いていると言葉への思い入れがそれぞれにあることを感じます。結局ひとりひとりなんだなと思います。

さて夏との大きな違いはやはり季節柄、体調不良によるキャンセルがあったり、年末ということもあり、夏よりも参加者も少なかったのは残念でしたが、それも含めて半年に一度の集いに参加できたことは興味深く、良い経験になりました。動くひとたちのアイディアも様々、観るひとたちのコメントも冴えていて、やりとりが常に面白かったです。

普段はなかなか「触れる」ことのできない作品に「ぜひどんどん触れてください」とおっしゃった青城良さん。

踊りやパフォーマンスをするわけではなく、日ごろの活動を語りますとおっしゃって、珍しいアート作品と日本酒のペアリング活動について興味深いお話をしてくださった松井かおりさん。

廊下から室内へ、ゆっくりと静かな動きから発声を伴うアクティブな動きへと、独特のパフォーマンスをしてくださった吉田由紀子さん。

来る途中に拾った落ち葉から着想を得て踊ってくださったレンカさん。

私の作った軽食は、大玉村の銀杏を今回はほかの方の「動く」間にぱちぱちと殻を割り、食べる直前に菜種油と塩で炒めました。その油の入った鍋を使って餅を香ばしく焼き、お椀に移したところへ、お味噌汁を注ぎました。お味噌汁は昆布出汁(日高地方・浦河町の木下さんという漁師さんから直送)、ワカメ、サトイモ、白菜、油揚げ。おかずとして、出汁に使った昆布とレンコンの炒め物、厚揚げの柚子醤油風味なども用意しました。ぬか漬けはニンジンとカブ。
おやつ、柚子、ワインなど差し入れを皆さんで分かち合えたのもありがたかったです。

2回目ということで何か料理以外にできないかと考え、今年様々に取り組んできた詩の朗読もしました。冬から春へ、季節は止まることなく動き続けていますが、年末年始のあわただしさの中でちょっとひと呼吸おいて寒さを乗り切る体力を養い、体を冷やしすぎないようにする、栄養をとるなど、自分自身を見つめなおす良い機会でした。どうぞ皆さま、ご自愛のうえ、良い年をお迎えください。ありがとうございました。

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山本恭子
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