短歌/茶の間
テレビ見るくらいのファンを「お茶の間」と言ってた 推しを「推し」と呼ぶ前
私が「推し」と出会う
ずっとずっと前のこと。
あるアイドルの話題になり、
「かっこいいよね」
とかなんとか言った途端
「あんたはお茶の間以下(笑)!」
と突っ込まれた。
…オチャノマイカって、
なんだろなー?
(ぽやや~ん)
と、意味が分かりませんでした。
あとから、アイドルに詳しい人に教えてもらった。
コンサートに行ったりグッズを買ったりしてお金を使わずに、
ただ家で応援しているだけのファン
=「茶の間」。
なるほど、
確かに「お茶の間以下」だった、
と今ならわかる。
たぶんあのころは、
「自担」とは言っても
「推し」とは
言わなかった気がするなー。
しかし、アイドルが自己プロデュースの動画を配信し、
みんな端末で視聴しているこの時代。
家庭から「茶の間」が消滅しかけているこの時代。
「お茶の間ファン」はまだ存在しているのでしょうか…?
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