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ドラマ映画について

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ドラマや映画をみた感想を個人的な思いを交えて書いてます。
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#ドラマ

いちばんすきな花の第6話ひとり感想戦

いちばんすきな花の第6話をみた。話す相手もいないから、ここに書いておく。

椿さんの婚約破綻を軸に緻密な構成で群像劇を描いた1から3話。紅葉くんと夜々ちゃんにに焦点を当てた4話と5話。

当然、次はゆくえさんが中心かと思いきや、確かに盛り上げ所はゆくえさんだが、物語の展開としては椿家の行く末に焦点があたる。

第6話は全体ていうと折り返し地点なので、ここまで積み重ねてきた仲良し4人の状況をここでひ

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「いちばんすきな花」第6話の2周目 ゴミ袋の袋はゴミなのか

時間があったから再び。前回は全体の流れや構成に目がいきがちだったので、今回は気になった細部ほ要素についてあれこれ。

ゴミ袋の袋はゴミ?

冒頭で時間をかけるので今回全体のテーマになってるはず。

ゴミ袋の袋の役割とは。本人(?)からすれば、ゴミ袋を入れる袋であり、袋なのだから袋として使われてもいいし、ビニールという価値もあるだろう。何かを包んだり、緩衝材としても使えるかも知れない。
ここでは、ゆ

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いちばんすきな花 第7話感想。間違い探しのどっちが間違い?

いまだに感想を話し合える友達もいないので、ひとりここに書くことに。

4人の揉めかたが全員まるで私だ

椿さんが家を売ることになってもめる4人。

揉めだしてオロオロする椿さん。

怒りを椿さんだけでなく周りの人たちに向けてしまう夜々ちゃん。

納得いかない理由を説得するのではなく、席を立ってしまう紅葉くん。

自分が悪かったことにして場をおさめようとするゆくえさん。

これ全部、私が揉めた時によ

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いちばんすきな花の第8話感想

いちばんすきな花の第8話感想

こんなにドラマ見てるのいつぶりだろう。娘が生まれてから初めてなので17年ぶりくらいか。

いちばんすきな花も序盤のヒリヒリした展開から、すっかり落ち着いたものに。今回は美鳥さんとみんなの過去の出会いを回想するもので、悲しくはあるけれど思いでとしてなので受け入れやすく。

とはいえ、穂積くんが…。

今回のキーワードは「ポジティブワード」

それぞれの嫌いなポジティブワードを話す冒頭。それは、それぞ

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いちばんすきな花は演劇的な脚本に近い気がする

そんなに演劇をみているわけれでもないけど、いちばんすきな花をみていて演劇っぽいなと思った。

とにかく偶然が重なる。

同じテーマでセリフも重なる(重ねるたびに意味がズレる)

リアリティを追求するドラマや映画、小説とは違って演劇は虚構性が強い。そもそも舞台の上が草原になったり教室、戦場、などなど最低限のセットで客に「ここはこういう設定です」と提示して、客も「そういう設定だな」と楽しむ無茶な世界。

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